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なんか、勉強って面白いかも

こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。

スーパーの店頭にならんでいるイチゴを見ていたら、何だか無性にイチゴが食べたくなりました。

どうせだったら美味しいやつが食べたいと思い、富田にある直売所に車を走らせました。

大粒でとてもツヤのいいイチゴが1パック400円で売っていました。

スーパーよりかなりお買い得です。

しかも、食べてみたら絶品でした。

やはり「地産地消」は最強です。

こういう時に「足利に移り住んでよかった!」と思います。

コロナ禍でなかなか遠方に出かけられない今こそ、足利の魅力を再発見するチャンスです。

ついつい食べ物ばかりに目が行ってしまいますが、地元の魅力の再発見に努めたいと思います(笑)。

さて、最近少し寝不足気味です。

理由は深夜のギター練習です。

私は10代の頃ギターを弾き始めました。

弾かない時は何カ月も放りっぱなしで、ついついほこりまみれになってしまうのですが、ここのところ毎晩のように引っ張り出してきて弾いています。

理由はイオンの島村楽器で、あるバンドのスコア(楽譜)を見つけたことです。

その名は「レッド・ウォーリアーズ」です。

80年代の後半に大活躍したロックバンドです。

おとなり佐野市の「佐野ブランド大使」のダイヤモンド☆ユカイさんがボーカルを務めていたことでも有名です。

ちなにみ、ユカイさんは私と同じ埼玉県の大宮の育ちです。

同じ大宮で育ち、足利と佐野の違いはありますが、同じように北関東に移住したということで、勝手に親近感を感じています(笑)。

レッド・ウォーリアーズが爆発的な人気を誇っていた頃、私もアマチュアバンドで歌っていましたので、憧れの存在でもあります。

また、レッド・ウォーリアーズは、埼玉のロックファンにとっての誇りです。

そのスコアを、先日フラッと入った島村楽器で偶然見つけたのです。

私は迷うことなくレジに向かい、その晩からスコアと格闘しています。

気がつくと時計の針が2時を過ぎていることもたびたびです。

ぶっ続けで3時間近く弾き続けている日もあります。

並外れた集中力に自分でも驚きです。

この集中力は、いったいどこから来るのでしょうか?

それは「楽しいから」です。

人は楽しいと時を忘れると言いますが、まさにその状態です。

2時間が、ほんの20分くらいにしか感じません。

ところで、ギターを始めたばかりの頃、私はギターを決して面白いとは思っていませんでした。

私がギターを始めたきっかけは、当時一緒にバンドを組んでいた友人が、古いギターをくれたことです。

「それならやってみるか」ということで、まずは楽器店に行って、入門用の教則本を買ってきました。

しかし、本にしたがって練習しようとしても、なかなかうまくいきません。

ピアノなどの鍵盤楽器と違い、ギターは「押せば音が出る」といった楽器ではないからです。

ギターを弾くには、まず正確に弦を押さえなければなりません。

しかし、これがなかなかうまくいきません。

うまく押さえたつもりでも、しっかりと押さえられていなかったり、逆に力が入りすぎて、ほかの弦まで押さえてしまったりといった感じです。

何回もトライをしているうちに、手がだんだんと痛くなってきます。

そして、とうとう「こんなのムリ!」となってしまうのです。

楽しいどころの話ではありません。

まさに「苦行」そのものです(笑)。

私ももちろんそうでした。

しかし、私はその後、どうにかギターが弾けるようになりました。

それは「諦めなかった」からです。

「ムリ!」とは思いつつも、ギターが弾けるようになるのを夢見て、何度もトライし続けたからです。

すると、少しづつだんだんと弾けるようになり、ギターが苦行から楽しみへと変わっていったのです。

「ものごとは、ある程度できるようになって、初めてその面白さがわかる」

ヘタクソなりにも、ギターが弾けるようになってそう思いました。

勉強も同じです。

「勉強は楽しいですか?」と質問しても、おそらくほとんどの生徒は「NO」と答えるでしょう。

しかし、それは勉強そのものがつまらないからではありません。

生徒たちが、勉強の面白さや楽しさにまだ気づけていないからです。

勉強は本来、面白くて楽しいものです。

しかし、それに気づくためには、まずは「わからないからやりたくない」という壁を乗り越えなければなりません。

ですから、学習塾の最大の役割は、生徒たちにその壁を、なるべく負担なく乗り越えさせることだと思います。

「がんばればどうにかなるかもしれない!」

諦めずに、そう思えるように導いてあげることだと思います。

そして、いったん壁を乗り越えてしまえば、他に特別なことをしてあげる必要はありません。

「なんか、勉強って面白いかも」

こう言って、あとはどんどん自分の力で進んでいきます。

そのような生徒を1人でも多く育てること。

これこそが、私の使命だと思っています。

今日はこのへんで。