本来の目的

こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。

中国で発生した、新型コロナウイルスによる肺炎の報道が、日増しに大きくなっています。

中国は今日から春節を迎え、多くの人たちが日本を訪れます。

本格的な入試シーズンを控え、これ以上大きな問題とならないことを祈るばかりです。

さて、今日は塾に通う「本来の目的」について書きたいと思います。

中学生が塾に通い始める時期として、最も多いのは中学校入学時です。

中学生になると勉強の内容がいっきに難しくなるので、そのタイミングで塾に通い始めるというご家庭が多いです。

しかし、最近では遅い時期になってから入塾をするご家庭も増えてきています。

経済的な問題が理由だと思われます。

税金ばかりが上がり、可処分所得がなかなか増えない現在においては、子どもの塾代は大きな負担です。

その負担をぎりぎりまで先送りにしたいと考えるのは、ごく自然なことです。

少しばかり成績が悪くても「まだ大丈夫」と先送りをして、いよいよ決定的に成績が下がってしまった段階で、塾を探すというご家庭が多いのもうなずけます。

しかし、ここで考えていただきたいのが、塾に通う「本来の目的」です。

塾の立場から言わせていただくと、塾は「勉強がわからなくなったら通う場所」ではありません。

「勉強がわからなくならないように通う場所」です。

なぜなら、一度わからなくなってしまった勉強をもとの状態に戻すためには、ぼう大な時間とエネルギーが必要だからです。

英語と数学が特にそうです。

英語と数学は「積み上げ型」の教科です。

前に学習した内容が理解できていないと、次に学習する内容が理解できません。

ですから、英語や数学が苦手な生徒が成績を上げるためには、わからなくなり始めたところまで戻って勉強しなければならないのです。

生徒によっては、1年生の最初の部分から勉強し直さなければならないこともあります。

しかし、その間も学校の授業は進んでいきますので、その内容も同時並行で学習していかなければなりません。

ただでさえ勉強が苦手な生徒が、この2つを部活と両立させながらおこなっていくことは、かなり大変なことです。

こうなってしまってからだと、たとえ塾に通っても、簡単にどうにかなる問題ではないのがおわかりいただけるかと思います。

ここで保護者様に理解していただきたいのは、塾に行くということと、風邪をひいて医者に行くということはまったく違うということです。

風邪をひいて医者に行けば薬が出て、それを飲めばすぐに治ります。

しかし、勉強がわからなくなったからといって塾に行っても、簡単には成績は上がらないのです。

また、大きく下がってしまった成績を上げるためには、人一倍の強い意志と忍耐力が必要となるので、すべての生徒が成績の回復を成し遂げられるわけではありません。

ですから、成績は「下がってしまったら上げればいい」と考えるのではなく、まずは「下げないこと」を考えなければならないのです。

それこそが、塾に通う「本来の目的」なのです。

そのためにも、なるべく早い時期から塾に通う必要があるのです。

私の塾にはさまざまな時期に生徒が入ってきます。

小学生のときから通い始める生徒もいれば、中3になってから通い始める生徒もいます。

やはり、全体的な傾向として言えることは、小学生の時や中学入学と同時に入塾してきた生徒は、成績が安定している子が多いということです。

しかし、その一方で、入塾の時期が遅くなれば遅くなるほど、成績が伸びにくくなるというのもまた事実です。

どのタイミングで入塾してきた生徒も、成績が上がるように一生けんめいに指導するのはもちろんのことです。

しかし、私の指導による「効果」を最大限に受け取っていただくためには、できるだけ早い時期から通っていただくのが一番であることは間違いありません。

私の塾は、大手学習塾で中3の1年間にかかるのとほぼ同じ程度の費用で、中学3年間を通うことができます。

それでも決して安い金額ではないと思いますが、なるべくご家庭の負担を減らしたいと考え、現在の料金設定をおこないました。

もちろん、指導には絶対の自信があります。

私の授業を体験した生徒は、みんな目を輝かせながら「わかりやすい!」と言ってくれます。

ウソだと思ったら、ぜひ授業を体験してみてください(笑)。

今年も例年通り、春休みの期間中に「無料春期講習」をおこなう予定です。

森戸塾の授業を体験していただく絶好の機会となりますので、ぜひご参加ください

日程は近日中にお知らせいたします。

また、以前もお知らせいたしましたが、新年度の授業は英語と数学の2教科指導から、完全5教科指導に変わります。

責任を持って5教科すべてを指導いたします。

こちらのほうも詳細を近日中にお知らせいたします。

どうぞご期待ください。

今日はこのへんで。