煽るようで申し訳ございませんが

こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。

月曜日に県立高校の特色選抜試験がおこなわれました。

私の塾からも多くの生徒が受験をしました。

結果はまだこれからですが、嬉しい知らせがたくさん届くことを今から楽しみにしています。

特色選抜入試では5教科の学力検査はおこなわれません。

その代わりに「作文(小論文)」と「面接」が課されます。

学力検査がないということで、特色選抜は毎年多くの生徒が受験を希望する人気の試験です。

しかし、ここで勘違いしてはいけないことがあります。

それは、5教科の試験がないからといって、勉強をしない生徒が合格できる試験ではないということです。

特色選抜試験には学力検査がないかわりに、高校側は「あるもの」で受験生の学力を見ています。

そのあるものとは「調査書」です。

中学校から高校へ送られる「調査書」のなかには、3年間分の成績を点数化した「評定」が記載されています。

この「評定」によって、高校側は受験生の学力をしっかりと見ているのです。

そして、合格者を決めているのです。

「え、面接と作文は?」

教育委員会のホームページを見ると、高校ごとに合格者の選抜方法がくわしく書かれています。

「特色」と言うだけあって、高校によって選抜の方法はさまざまです。

しかし、全般的に見てわかることは、ほとんどの高校が「合格者の大部分を評定によって決めている」ということです。

ですから、そうとはズバリ書いてはいませんが、作文と面接は「参考程度」なのです。

もっと言えば、作文と面接はよほどひどくなければOKで、それ自体が評定を超えて評価の対象となることはありません。

つまりは、作文や面接をいくらがんばっても、それだけでは合格はできないのです。

特色選抜入試というと、作文と面接による入試といったイメージが広く浸透していますが、実はそうではないということです。

特色選抜入試は「評定」による入試なのです。

3年間をかけて真面目に学力を積み上げてきた生徒のための入試であり、部活ばかり熱心だった生徒のための「救済措置」ではないのです。

したがって、特色選抜での合格を目指すのであれば、1年生の段階からそのつもりでしっかりと成績を積み上げていかなければならないのです。

ところで、森戸塾では、毎年好評いただいている春の無料講習を今年も実施いたします。

新着情報・募集状況

「どこかいい塾ないかな?」

このように、4月からの塾をお探しの方にピッタリの講習です。

「ものすごくわかりやすい!」と、多くの生徒から評価されている森戸塾の授業が無料で体験できます。

特に、この春に新しく中学生になるお子さんにお勧めです。

中学校で学習する内容を先取りで学べますので、中学校生活の好スタートが期待できます。

ここで私から、新中1の保護者様に強くお伝えしたいことがあります。

いずれお子さんを塾に通わせるおつもりであれば、ぜひ4月からの通塾をご検討ください。

本来であれば、塾は「勉強がわからなくなる前に通う場所」だからです。

英語や数学のように、知識を一つ一つ積み上げていくタイプの教科は、いったんわからなくなってしまうと、その先がすべてわからなくなってしまいます。

つまり、いったんわからなくなってしまうと、何もわからないまま学校の授業がどんどん進んでいってしまうことになります。

「さすがにこれはまずい」ということで、そのとき初めて塾に通うことを検討するのですが、もうこうなってしまうと、塾の効果はきわめて限定的です。

英語や数学の成績をどうにかするには、わからなくなり始めた場所までいったん戻って、そこから学習し直さなければならないからです。

しかし、そうしている間も学校の授業は進んでいくので、それも同時並行で学習しなければなりません。

また、日々の部活もあります。

1つのことだけでも大変なのに、2つも3つも同時にこなしていくのは本当に大変です。

ふつうの中学生にはほぼ不可能です。

ですから、塾はまさにこうならないための「転ばぬ先の杖」なのです。

私が4月からの通塾をお勧めする理由がもう1つあります。

これは、私の塾に限ってのお話ですが、私の塾には決まった「定員」があります。

お陰様で、新中2と新中3はすでに定員になっており、入塾をご希望の方にはキャンセル待ちをしていただいている状態です。

ただし、新中1クラスについてはまだ少しだけ余裕があります。

しかし、ほぼ毎日のペースで、お問い合わせやお申し込みをいただいているので、4月を待たずして定員になる可能性がきわめて高いです。

クラスの増設は、時間やスペースの都合で物理的に不可能です。

煽るようで大変申し訳ございませんが、どうか実情をご理解ください。

今日はこのへんで。