見事に全員合格を達成!

こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。

昨日は栃木県の県立高校の合格発表でした。

生徒たちには正午までに結果を連絡するようにと伝えてあったので、午前10時からの発表に備え、私も9時30分から電話の前でスタンバイを開始しました。

第一報が届いたのは10時を過ぎてからすぐでした。

佐野高校を受験した生徒からです。

結果は見事合格。

ご存じの通り佐野高校は中高一貫校のため、高校からの募集はほんとうにごくわずかです。

そのわずかな枠を努力で勝ち取りました。

その後も断続的に電話は鳴り、正午までにほぼ全員からの報告が終わりました。

結果はなんと、全員合格でした!

お見事です。

コツコツと積み重ねてきた努力がしっかりと花開きました。

これにより、私立、栃木県立、群馬県立、国立と、すべての入試結果が出そろったわけですが、今年度の森戸塾の中3生は、なんと志望校合格率100%を達成しました!

ほんとうによくがんばったと思います。

そして、私もほんとうによくがんばらせたと思います(笑)。

ちなみに今年度の森戸塾の中3生たちが合格した高校は以下の通りとなります。

足利高校、佐野高校、佐野東高校、足利清風高校、足利工業高校、足利南高校、桐生高校、桐生清桜高校、小山高専、その他

私立高校については省略しますが、ほとんどの塾生が受験をした白鷗足利高校では、8割の生徒がが特別進学コースでの合格で、そのうちの半数が学業特待生での合格です。

特筆すべきは、桐生高校に1名、小山高専に2名合格者が出たことと、今年度も倍率の高かった足利高校に、なんと8名も合格者が出たことです。

大手学習塾と比較するとわずかな人数かもしれませんが、私の塾の規模から考えるとこれはものすごいことです。

また、佐野高校や佐野東高校なども合わせると、半数以上の生徒がいわゆる進学校に合格したことになり、これもものすごい実績と言えると思います。

ここで、塾の出す合格実績について、私なりの見解を述べたいと思います。

入試が終わると大手を中心とした各学習塾が「〇〇高校〇〇名合格!」といった合格実績を、ホームページやチラシにものすごく誇らしげに掲載します。

いきなり話はそれますが、各塾の掲げる合格実績は、外部からその真偽を確かめる方法がありません。

したがって、あくまでもその塾による「自己申告」です。

これは「塾業界あるある」になりますが、いろいろな学習塾が掲げている合格者数を合計したら、その学校の定員を大きく超えてしまったという笑い話もあるくらいです。

ちなみに、私の塾の数字はもちろん真実です(笑)。

話をもとに戻します。

合格実績は、確かにその塾の実力を示す数字の1つではあります。

しかし、合格者数からだけでは見えてこないものもあるのです。

塾が関わる合格には2つの種類があります。

まず1つ目はこのようなパターンです。

もともと合格できる学力があった生徒が、その塾に通ったことによってさらに成績を伸ばし、はじめから予想されていた通りに合格していくというパターンです。

そして2つ目はこのようなパターンです。

もともと合格できるだけの学力のなかった生徒が、その塾に通ったことによって大きく成績を伸ばし、逆転勝利をおさめるかたちで合格していくというパターンです。

この2つの違いは、合格者数という数字からだけでは見えてきません。

これはあくまでも一般論ですが、大手学習塾はある程度の知名度があるため、もともと学力のある生徒が集まりやすい傾向にあります。

その一方で、個人経営の小さな学習塾は、大手学習塾では成績を伸ばすことが難しい生徒を中心に、これから大幅に学力を伸ばしていく必要のある生徒が集まってくる傾向があります。

私の塾はもちろん後者です。

入塾時から学力のあった生徒もいるにはいますが、大半はまだまだこれからという状態で入塾してきた生徒たちばかりです。

もちろん、今回見事に志望校に合格した生徒たちも、そのほとんどが入塾時にはまだまだこれからという状態でした。

昨日、足利高校に一般選抜で合格した生徒のお母さまがこうおっしゃっていました。

(以下お母さまの言葉です)

うちの子は小学校のとき、ぜんぜん勉強が好きじゃなくて、家でほとんど勉強なんてしなかったんです。

それが、森戸塾の春期講習に参加したら、面白かったから入りたいと言い出したんです。

ほんとうに続くのかなと思ったんですが、本人が行きたいと言うんで、とりあえず希望通りに行かせてみました。

すると、授業がわかりやすいから勉強が楽しいと言って、家でもすすんで勉強をするようになったんです。

英検や漢検、数検も自分から受けたいと言って、英検の準2級に合格した時は私もほんとうに驚きました。

正直に言って、小学校のころは、まさかうちの子が足利高校に行けるなんて思ってもいませんでした。

それが、こうやって実際に行けたわけですから、ほんとうに凄いと思います。

森戸塾に行かせてほんとうによかったと思っています。

そして、ここまでうちの子を伸ばしてくれた森戸先生にはほんとうに感謝しています。

(ここまでです)

今日はこのへんで。

(写真は今からおよそ半年前、夏期講習のあとに実施した中3生の下野テストの様子です。20日間におよぶ夏期講習を経て、このテストで成績を爆上げした生徒が続出しました。足利の中学生は全体的にのんびりしているので、多くの3年生がなかなか受験モードに入れないなか、森戸塾の塾生たちは、すでにこの時期から受験モード全開でした。今回の3年生の入試結果が、特に素晴らしかったことも納得できます)

追記

今回の記事を書いていて、合格発表にまつわる話を1つ思い出しました。

昔むかし、私がある県の大手学習塾で働いていたときの話です。

本社が作った宣伝のチラシに「過去〇年間の大学合格実績」というのがあり、そのなかに東京大学理科三類と書いてありました。

すると、同じ県の別の塾から「過去〇年の間は、この県のどこの高校からも東大理三の合格者は出ていないはずだ」とクレームが入ったそうです。

そのあとが大変でした。

本社からの指示で、私たち現場の人間が、残りのチラシの「東大理三」の文字を、黒マジックで延々と塗りつぶすという作業をする羽目になったのです。

あまりにも膨大な枚数だったため、途中で気を失いそうになりました(笑)。

ちなみにこの作業は、授業が終わったあとの深夜に、残業というかたちでおこなわれたのですが、もちろん残業代などいっさいもらえませんでした。

どこの塾もそうだとは言いませんが、塾が掲げる合格実績なんて、このように結構いい加減なものです(笑)。

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