いよいよ新しい学年が始まり、新学期のスタートを迎えました。
気持ちも新たに、一歩を踏み出すこの時期は、毎年のことながらどこか特別な空気があります。
この春も森戸塾には、多くの新しい生徒が集まってくれました。
本当にありがたいことです。
一般的に学習塾というものは、3月に卒業生が抜けた分の人数を、半年から1年ほどかけて徐々に埋めていくものです。
しかし、近年は少子化の影響が極端に進み、抜けた穴を埋められないまま、毎年規模が縮小していく塾が増えています。
なかには、そのまま閉じてしまう塾も決して少なくありません。
先日、付き合いのある教材会社の営業の方と話をしたのですが、ここ数年の間だけでも、この足利でもかなりの数の塾が閉じたとのことでした。
そんな厳しい状況のなかで、森戸塾はすでに3月の時点で、卒業生の抜けた分がほぼ埋まるほどの生徒数に集まっていただくことができました。
改めて、通ってくださっているご家庭、新しく森戸塾を選んでくださったご家庭に、心から感謝しています。
それと同時に、この足利という地域にも、確かな目で塾を選ぶことのできるご家庭が多くあるということに、安心感を覚えました。
その期待にしっかりと応えられるよう、これからも一人ひとりの生徒と丁寧に向き合っていきたいと思います。
さて、ここからは中学3年生の話です。
いよいよ本格的な受験勉強が始まりますが、この時期になるとよく聞かれる質問があります。
「受験勉強をやらなければいけないことはわかっているのですが、具体的に何をすればいいんですか?」というものです。
もちろん、時期によってやるべきことは変わりますが、特に1学期のうちは「苦手科目を中心に、1・2年生の内容を復習すること」が最優先です。
なかでも、英語が苦手な生徒には、1日でも早く復習に取りかかるよう強く伝えています。
なぜ英語なのか。
それは、英語が「積み上げ型」の教科だからです。
英語は、新しい内容を学ぶ際に、それまでに学習した知識を土台として使います。
言い換えれば、それ以前の内容が理解できていない状態では、新しい内容をしっかり理解することができません。
これは建物に例えると分かりやすいでしょう。1階がなければ2階は建ちませんし、2階がなければ3階も建たない。
同じように、英語もそれ以前の部分ができていなければ、その上に積み上げていくことはできないのです。
したがって、英語が苦手な生徒が成績を上げるためには、自分がつまずいた最初の地点まで戻り、そこからやり直す必要があります。
当然、これは簡単なことではありません。真剣に取り組んでも、結果が出るまでには時間がかかります。
長い場合は半年以上かかることもあります。
仮に半年かかるとすれば、今始めても成果が見え始めるのは9月頃です。
これが夏以降、つまり多くの塾で受験体制が本格化してから始めたのでは、完全に間に合いません。
だからこそ、「今すぐ」なのです。
具体的な勉強方法としては、まず単語や熟語をしっかり覚えること。
そして文法については、基礎レベルの薄い問題集を用意し、それを最低3回繰り返すことを勧めています。
今から始めれば、本番までに3回以上繰り返すことは十分可能ですし、11月の三者面談までに成績を上げることも現実的です。
とはいえ、英語がかなり苦手な生徒にとって、これを一人でやり抜くのは簡単ではありません。
苦手なことに何か月も向き合い続けるのは、誰にとっても大きな負担です。
やらなければいけないと分かっていても、後回しになったり、途中で続かなくなったりするのは、むしろ自然なことだと思います。
そこで森戸塾では今年度、英語が苦手な生徒を対象にした新しい講座を開設しました。
その名も「英語イチからやりなおし講座」です。
この講座では、中学1年生の1学期の内容までさかのぼり、基礎文法を一から学び直します。
5月13日(水)スタート、毎週水曜日の18時から19時10分まで、全8回で実施します。
この8回を通して、これまでに学習した文法事項を体系的に復習することができます。
先ほども述べたように、英語は積み上げです。
この講座で扱う文法は、いわば建物の「土台」にあたる部分です。この土台がしっかりしていれば、その上に英作文や長文読解といった応用力をしっかり積み上げることができます。
毎年、入試直前になると「英作文が書けない」「長文が読めない」という相談を受けることがあります。
しかし、これらは単なるテクニックの問題ではありません。単語・熟語・文法といった基礎が揃っていなければ、どうにもならないのです。
そして、その時期になってしまうと、もう基礎の段階からやり直す時間は、残念ながら残されていません。
だからこそ、今なのです。今であれば、まだ間に合います。
この講座はもともと森戸塾の塾生のために用意したものですが、今回は塾外生(3名まで)にも開放します。
「入試までに英語をどうにかしたい」と本気で考えている中学3年生であれば、どなたでも参加可能です。
すべての授業を終えたとき、「英語って難しいと思っていたけど、やってみたら意外と分かるじゃん」と感じてもらえるはずです。
今の成績は関係ありません。大事なのは、ここからどう動くかです。
本気で変えたいなら、今がそのタイミングです。
