こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。
昨日は、中間テストの結果をご報告くださった保護者様に、これからのアドバイス等をメールさせていただきました。
そのあと、たくさんの保護者様が、わざわざご丁寧にお礼の返事をくださいました。
一つ一つ時間をかけて、じっくりと読ませていただきました。
森戸塾ではこのように、ご家庭とのコミュニケーションを密にとり、ご家庭と塾が協力し合いながら生徒の成績を上げています。
ですから、保護者様からのご相談はいつでも大歓迎です。
正直に申し上げると、保護者様から何も相談されないよりは、いろいろとご相談をいただいたほうが、塾としては助かります。
生徒についての情報が多いほど、より的確な指導ができるからです。
「先生に悪いかも」
こんなふうに考える必要はまったくありません。
ぜひ、フルに使っていただきたいと思います。(笑)
ところで、いきなりで申し訳ございませんが、今回は私の家のルーツについて、書かせていただきたいと思います。
私は生まれも育ちも埼玉県です。
親戚もほぼ全員が埼玉県に住んでいます。
しかし、私の姓である「森戸」は、もともとは栃木のものだそうです。
確かに、子供の頃は、私の周りにいる森戸さんはすべて親戚で、それ以外の森戸さんには、会ったことがありませんでした。
しかし、栃木に引っ越してくると、ごくたまにではありますが、親戚以外の森戸さんにも出会うようになりました。
森戸が栃木の姓であることを、あらためて実感します。
父の実家にある文書によると、もともとは現在の栃木市あたりで暮らしていた先祖が、江戸時代の初め頃、埼玉に移住したようです。
江戸時代の初期といえば、盛んに新田開発がおこなわれていた時期です。
おそらく、先祖も開墾の目的で埼玉に移ったのでしょう。
そして、さらにそれ以前の話になると、私は自分と足利の不思議な縁を感じずにはいられません。
先ほどの文書の冒頭にはこう書かれています。
「森戸は足利源氏の末裔にて」
なんと、さらにルーツをたどると、足利家につながるというのです。
私はこのことを、子どもの頃から、父や親戚に聞かされていました。
ですから、かなり小さなころから、まだ行ったことがない足利の地に、何となく親しみを感じていました。
そして、30歳になる直前、当時勤めていた大手学習塾の人事異動で、偶然にも足利に住むことになったのです。
足利に住むことが決まった瞬間、どこか懐かしい故郷に帰るような、何となくほっとした気持ちになったのを覚えています。
ところで、足利といえば「足利尊氏」です。
ご存知のとおり、1336年、京都に室町幕府を開いた人物です。
足利家とのつながりを聞いて育った私にとって、足利尊氏は子供の頃からのヒーローでした。
この足利尊氏ですが、後醍醐天皇の命を受けて、鎌倉幕府を滅ぼします。
しかし、そののち後醍醐天皇が、倒幕に尽力した武士を蔑ろにした政治をおこなったため、武士たちの間に不満が広がります。
そこで、尊氏は苦渋の決断をします。
不満を抱える武士たちの棟梁として、こんどは後醍醐天皇と対峙するのです。
そして、自らが将軍となり、京都に室町幕府を開きました。
このあたりの流れは、1991年のNHK大河ドラマ「太平記」にも詳しく描かれています。
私が尊氏に惹かれる理由は2つあります。
1つ目は、おのれの信念に忠実であるということです。
いくら力のある武士といえども、天皇に反旗を翻すことは、相当に勇気がいることです。
しかし、尊氏はそれにひるまず、自分が正しいと思った道を貫きました。
よく「長いものには巻かれろ」と言いますが、尊氏はそれを良しとしなかったわけです。
2つ目は、人間らしさです。
尊氏は、はじめ、高氏と名乗っていました。
それを、後醍醐天皇が、自らの名前の一文字である「尊」の字を授けて、尊氏と名乗らせました。
後醍醐天皇は、それほどまでに尊氏を信頼していたのです。
ですから、その信頼を裏切るにあたり、尊氏には相当な苦悩があったようです。
勇気の裏の苦悩。
有名な歴史上の人物でありながら、とても人間臭さを感じます。
調べてみると、尊氏は絵や和歌の腕前もかなりのものだったそうです。
勇猛な武将でありながら、そのように、繊細で芸術的な素養もあったようです。
そんな尊氏に惹かれて、私は今から18年前、自らの信念を貫くために、大手学習塾を辞めて独立をしました。
また、独立に際して、それまでの勤め先に対する恩義から、生徒の引き抜きはいっさいしませんでした。
もとの勤め先から、生徒を大量に引き抜いて独立する人間が多いなか、私はそれを潔しとはしませんでした。
まったくゼロからのスタートでしたが、どうにかこの足利の地に根付くことができました。
足利の人たちには本当に感謝しています。
これからも、第2の故郷であるこの足利のために、尊氏マインドでがんばりたいと思います。
今日はこのへんで。
