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責任感の強い男

こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。

6月になりました。

森戸塾ではこの6月に、新しい生徒が立て続けに何人も入塾してくれました。

すでに中3と中2は満員の状態ですが、中1も順調に席が埋まってきています。

私の塾では、実際の授業に無料で参加することができる「体験入塾」の制度があります。

体験に来てくれた生徒に感想をたずねると、ほぼ決まって返ってくる言葉がこれです。

「ものすごくわかりやすくって楽しかった!」

どうやら、わたしの授業は、ものすごくわかりやすくて楽しいようです。(笑)

では、その理由はいったいどこにあるのでしょうか。

まずは、塾の講師になる以前にしていた、音楽活動が挙げられると思います。

前もどこかで書いたことがありますが、私は若かりし頃、バンドマンでした。

もうだいぶ昔の話になりますが、本気でプロデビューをねらっていた時期もあります。

楽器はヘタでしたが、歌が得意だったので、ボーカルを担当していました。

妻、子ども、そして生徒たちは絶対に信じてくれませんが、ライブハウスで、女の子たちにきゃーきゃー言われながら歌っていました。(笑)

実は、このときのライブの経験が、現在の授業に活きています。

ライブと授業はとても似ています。

どちらも、最高のパフォーマンスで、目の前にいる人たちに満足を与えなければなりません。

もし、それができなければ「次回」がないのも一緒です。

お客さんは再びライブに足を運んでくれることはありませんし、生徒は塾を見限ります。

どちらも、毎回毎回が真剣勝負なのです。

ですから、ついついテンションが上がりすぎてしまいます。

そして、終わったあとは、疲れ切ってグッタリです。

50歳を過ぎて、最近では体力的にしんどいと思うことも増えてきました。

しかし、生徒が喜んでくれるのであれば、私はこれからも授業のテンションを下げるつもりはありません。

老骨に鞭打って、最高のパフォーマンスを披露し続けたいと思っています。

そのためにも、引きつづき「禁酒」と「筋トレ」は続けるつもりです。(笑)

つぎに挙げられるのは「責任感」です。

お恥ずかしい話ではありますが、私は子どもの頃、かなりちゃらんぽらんな性格でした。

夏休みの宿題が終わらず、毎年8月31日は、親に叱られ、半ベソをかきながら宿題と格闘していました。

しかし、現在では、自分自身のことを、とても責任感の強い男と自負しています。(笑)

責任感に目覚めたのは、塾の仕事を始めてからです。

大学生の時に経験したアルバイトがきっかけです。

当時働いていたある塾で、私は中3クラスの担任を任されました。

まさに「責任重大」です。

まだ塾講師としての経験が浅かったので、最初は自分に務まるか不安でした。

しかし、生徒たちに頼られるなかで、だんだんとある意識が芽生えてきました。

「自分がこの子たちを合格させなければ!」

単なるアルバイトの時間講師ですから、本来であれば、そこまで責任を感じる必要はありません。

しかし、雇う側の意図にまんまと嵌りました。(笑)

私は時給がもらえないにもかかわらず、授業がない日も塾に行き、教材の研究や授業の準備に没頭しました。

そして、生徒全員を、どうにか志望校に合格させたのです。

それが私の「責任感」の原点です。

そののち、大学卒業後にいったん塾とは関係のない仕事につきました。

しかし、私はふたたび塾の世界にもどりました。

大変だけれども、責任感をしっかりと感じることができる仕事がしたかったのだと思います。

卒業直後についた仕事には、どうしてもそれを感じることができませんでした。

責任感を「やりがい」と置き換えれば、なおのこと、当時の自分の気持ちがわかるような気がします。

塾の講師としてのキャリアは、アルバイトから正社員、そして独立して現在の立場へと変化しましたが、責任感は変わりません。

当たり前ではありますが、むしろますます強くなっています。

自分の塾を選んでくれたからには、絶対に成績を上げて、志望校に合格させてあげたい!

こう思えばこそ、もっとわかりやすい授業ができないか、もっと楽しい授業ができないかと、日々頭を悩ませます。

塾の講師になってすでに30年近くが経ちますが、未だに反省が絶えません。

あそこをもうちょっと、こんなふうに説明してあげればよかった。

授業をするたび、毎回そのように思います。

今、学習塾は「冬」の時代です。

加速する少子化と、低迷する経済の影響で、経営のきびしい塾がひじょうに増えています。

そのような状況のなかで、私の塾にはとてもたくさんの生徒が集まってくれています。

ほかの塾もあるなかで、わざわざ集まってくれた彼らの信頼を裏切るわけにはいきません。

まさに「責任重大」です。

しかし、それこそが私にとってのやりがいの源であり、楽しくわかりやすい授業の源となっていることは間違いありません。

今日はこのへんで。