9月になりました。
まだ暑さは依然として残っていますが、天気によっては気温がさほど上がらない日もあり、少しずつではありますが、秋の風が感じられるようになってきました。
夏から秋へと移り変わるこの時期は、体調管理に気をつけなければならない季節でもありますが、一方で楽しみも多い季節です。
特に「食欲の秋」と言われるように、秋はさまざまな旬の味覚が私たちを楽しませてくれます。
その代表格のひとつがサンマでしょう。
実は先日、今年はじめてのサンマを食べました。
買ったのは近所のヤオコーで、一尾140円ちょっと。
ここ数年、サンマの価格は高騰しており、なかなか手が出しづらいものでした。
以前なら一尾100円を切ることも珍しくなかったのに、最近では200円以上することもあり、「季節の味だから」とは思っても見送ることが増えていました。
しかも、思いきって買ってみても、身が細くパサパサとした食感で、正直「昔はもっとおいしかったのに…」と残念な気持ちになることが多かったのです。
ところが今回食べたサンマは違いました。
箸を入れるとふっくらとした身がほろりとほぐれ、口に運ぶとほどよく脂がのっていて、大根おろしとのコンビネーションも絶妙です。
あの独特の香ばしい風味も広がり、「これだ、この味だ」と思わずうなずいてしまいました。
何年かぶりに「本当においしいサンマ」に出会えました。
聞くところによれば、今年は久しぶりにサンマが豊漁とのこと。
今年は秋の味覚をしっかり堪能できそうだと、今から楽しみでなりません。
さて、ここからは塾のお話をさせていただきます。
20日間で合計50時間という日程で実施した中学3年生の夏期講習。
その総仕上げとして、8月24日に下野テストを実施しました。
そして昨日、その結果が届きました。
昨日は夕方からかなり激しい雨が降り始めました。
そんな中、クロネコヤマトの配達員さんが、雨に濡れながら届けてくださったことに、まず感謝の気持ちが湧きました。
大型の分厚い封筒を受け取った私は、それまで進めていた事務作業をいったん中断し、急いで封を開けました。
正直なところ、この瞬間は毎回ドキドキします。
勇気を出して全員の結果を一気に見ると、やった! 今年も多くの生徒がしっかりと成績を伸ばしていたのです。
もちろん残念ながら全員というわけにはいきませんでしたが、それでも「ほぼ全員」と言ってよい人数が偏差値を上げていました。
なかには偏差値が10も伸びた生徒もいて、努力の成果の大きさを改めて実感しました。
これはひとえに生徒たちの頑張りの賜物ですが、それと同時に私自身の戦略がしっかりと機能した結果でもあると考えています。
夏期講習に入る前、私は生徒たちに「この講習を受ける意味」を繰り返し伝えました。
もちろん長い目で見れば、高校入試に合格するための力を養うという目的があります。
しかし、もっと具体的な目標は「講習終了後の下野テストで結果を出すこと」です。
そして、そのためにはただ授業を受けるだけでは不十分で、必ず復習が必要であることを強調しました。
授業で理解したつもりでも、人間の記憶は時間とともに薄れていきます。
授業を受けた直後に復習をすることで、知識が定着し、本当の意味で「自分のもの」になるのです。
その重要性を、講習前から講習中にかけて、何度も何度も伝え続けました。
そしてそれを実行させるため、あえて授業を午前中に集中させ、午後からはすぐに復習ができるスケジュールにしました。
この仕組みづくりによって、生徒たちは効果的に学習を積み重ねることができたのです。
こうした取り組みの成果が、今回の素晴らしい結果につながりました。
やや自画自賛にはなりますが、森戸塾は「結果を出せる塾」であると胸を張って言えます。
「塾なのだから結果が出て当たり前では?」と思う方もいるかもしれません。
しかし現実には、ほとんどの塾ではそうはいかないのです。
私が独立前に勤めていた大手学習塾でも、夏期講習を終えて成果を出せる生徒はほんの一握りにすぎませんでした。
ほとんどの生徒は横ばいのままで、ひどい場合は下がってしまう生徒も少なからずいました。
では、なぜ森戸塾では成績を伸ばすことができるのか。
それは「一貫した戦略と指導方針」があるかないかの違いです。
多くの塾では「指導=授業」と捉えています。
授業で足りなければ補習をする、あるいはオプションで授業数を増やせばいいと単純に考えてしまうのです。
しかし、これでは結果は出ません。
補習を増やせば時間外労働や休日出勤が増して講師の負担が増えます。
オプションを増やせば保護者の経済的な負担がいっきに増え、場合によっては塾そのものを続けることができなくなってしまいます。
結果が出ないばかりかマイナスです。
つまり、大手学習塾の多くは、目の前の授業や教材のことばかりに目が行っていて、それらを下からを支える「明確な戦略や指導方針」がないのです。
一方、森戸塾では「指導とは一貫した戦略および指導方針の徹底」だと考えています。
授業はその戦略の一部であって、すべてではありません。
その授業にどのような意味があるのか、そして目的は何なのかを生徒にしっかり伝え、理解させる。
そして授業の後に何をするべきなのか、どう取り組むべきなのか、なぜそれが必要なのかを徹底的に伝え続けます。
そのうえで初めて、生徒は「自分で動き出す」ことができるのです。
人は、大人であっても意味や目的がわからないことには本気で取り組めません。
子どもならなおさらです。
だからこそ森戸塾では、勉強を「いやいややらされるもの」から「自分の意思で取り組むもの」へと変えていく戦略と指導方針をしっかりと持ち、そのうえで日々の指導をおこなっているのです。
そうであるからこそ、毎回の授業が活き、生徒の努力が成果に結びつき、確かな自信へとつながるのです。
これこそが森戸塾の最大の強みであり、他にはない特長だと自負しています。
今日はこのへんで。
