こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。
昨日の午前中、事務機器の代理店の人と教室で打ち合わせをしました。
現在使っているコピー機のリースが間もなく終了するので、新しい契約を結ぶためです。
驚いたのは、前回の契約を交わしてから、すでに6年が経っていたということです。
「もうそんなに経つのか~!」
自分としては、つい最近の事だと思っていたので、本当にびっくりしました。
「光陰矢の如し」と言いますが、月日が経つのは本当に早いものです。
うかうかしていたら、あっという間に年を取ってしまいそうです。
人間である以上、年を取るのは仕方がありません。
しかし、できることなら毎年ちょっとずつでも進歩したいものです。
さて、以前の投稿で、私が最近、80年代の洋楽にハマっていることを書きました。
あれから、まだ飽きずに聞いています。(笑)
イギリス物を好んで聞いていることも書きましたが、そのなかでも、私が特に好きなグループにはある特徴があります。
それは、ベーシストのプレイが、とてもカッコイイということです。
具体的には、Japan(ジャパン)のミック・カーン、DURAN DURAN(デュラン・デュラン)のジョン・テイラー、Kajagoogoo(カジャグーグー)のニック・ベッグス などがそうです。
彼らの弾くベースラインはとてもセンスがよくてカッコイイです。
このことを妻に熱く語っても、妻は「ぜんぜんわからん」と言います。(笑)
それもそのはずで、ふつうの人は音楽を聴くときに、いちいちベースの音など意識をしていません。
そもそもが低くて地味な音ですから、よほど意識をしなければ、はっきりと耳には入ってきません。
しかし、バンド経験のある私は、ついついベースに耳がいってしまい、気がつくと音を追っているのです。
バンド経験者の悲しい習性です。(笑)
さて、このベースの音ですが、あまりハッキリと聞こえないわりには、とても重要な役割を担っています。
低い音程で、曲全体を下から支えているのです。
したがって、ベースラインが変わると、同じ曲でも印象がまったく違ったものになります。
また、バンドで演奏をする場合、ベーシストの腕前がいまいちだと、曲にまったく締まりがなくなります。
その点では、音で目立つギターのほうが、少しばかり演奏がヘタでも、そこそこ聞ける曲にはなります。
このように、あまり目立たないベースですが、実は、曲や演奏全体を左右するとても重要なパートなのです。
これと同じようなことが勉強にも言えます。
「英語の長文が読めない」
毎年、多くの中3生からこのような相談を受けます。
それに対する私の答えは、いつも決まってこうです。
「まずはふつうの文を正確に訳せるようにしなさい」
入試などで出題される長文は、だいたい25行から30行程度の長さがあります。
しかし、当たり前ではありますが、1つの文でその長さというわけではありません。
ふつうの長さの文がいくつも集まって、結果的にそれだけの長さになっているわけです。
したがって、ふつうの文を訳す能力があれば、特に訓練などおこなわなくても、長文は読めるはずなのです。
それが読めないということは、ふつうの文がきちんと訳せていないということになります。
そして、もっとつきつめて言えば、基礎的な単語、熟語、文法の知識が不足しているということになるのです。
ですから、長文が読めるようになるためには、いきなり長文を読もうとしてもダメなのです。
まずは、不足している知識を、しっかりと頭のなかに入れることが大切なのです。
そうすれば、それらの知識が読解力を下支えしてくれて、長文がスラスラと読めるようになるのです。
単語や熟語を一つ一つ覚えていくのは、とても地味で骨の折れる作業です。
できれば、さーっと飛ばして、いきなり長文が読めれば最高です。
しかし、ベースの音が曲や演奏全体を左右するように、単語や熟語などの基礎的な知識が、長文の読解力を大きく左右するのです。
ですから、スラスラと長文が読みたければ、まずは目立たないところからコツコツとやっていくほかないのです。
これは、ほかの教科にも言えることです。
数学の応用問題で点数が取れない生徒は、本人があまりそう思っていなくても、基礎力が不足しています。
そのような生徒に対して、私はこのようにアドバイスをします。
基礎的な内容の薄い問題集を、何回もくり返して解くこと。
応用問題は基礎力の下支えがあってこそ、はじめて解けるものです。
基礎力が不足している状態で、応用問題にチャレンジしても実力はつきません。
bass(低音)と base(土台)をかけているわけではありませんが、音楽も勉強も、どちらも下支えがしっかりしていないと成立しないのです。
「まずは地道にしっかりと」
これこそが、勉強にはかかせない姿勢であることは、どうやら間違いないようです。
今日はこのへんで。
(写真はデュラン・デュランのジョン・テイラーです。ベースだけではなく、見た目も超カッコイイです。)
