こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。
最近、80年代の洋楽にハマっています。
80年代といえば、洋楽がとても流行った時期です。
その当時まだ10代だった私も、友だちと競い合うように、いろいろな曲を聴きました。
それからすでに40年近くが経ち、中にはすでにCDの入手が困難になっているものもあります。
しかし、最近では「デジタルリマスター版」で再発売されるものも多く、それも、私が再び当時の音楽にハマっている理由です。
若き日の思い出がたくさんつまった曲を、最新の技術によるクリアな音質で聴けるのは最高の気分です。
本当に「技術さまさま」です。
具体的には、どのようなアーティストの曲を聴いているかといいますと、最近の私のヘビーローテーションはこんな感じです。
DURAN DURAN(デュラン・デュラン) Kajagoogoo(カジャグーグー) Culture Club(カルチャークラブ) Depeche Mode(デペッシュ・モード) Japan(ジャパン) Pet Shop Boys(ペットショップボーイズ) Tears For Fears(ティアーズ・フォー・フィアーズ) Howard Jones(ハワード・ジョーンズ) Nik Kershaw(ニック・カーショウ) Dead Or Alive(デッド・オア・アライヴ) a-ha(アーハ) NENA(ネーナ)などなど。
a-ha(ノルウェー)とNENA(西ドイツ)をのぞけば、ほかはすべてイギリス勢で、アメリカ勢がおりません。
我ながら「趣味が偏ってるな~」と思います。
最近では、小中学生のお父さんやお母さんも、私より若い方がだいぶ増えました。
ですから、そんなアーティストなど知らないという方も多いかと思います。
しかし、わざわざCDを探さなくても、手軽に「YouTube」などで聴けるものもあります。
ご興味があればぜひお聞きになってみてください。
とてもおすすめです(笑)。
さて、この80年代の洋楽ですが、当時、中学生だった私が英語に目覚めたきっかけでもあります。
「かっこいー!」
それまでロクに英語など勉強したことがなかった私でしたが、けんめいに歌詞を覚えて、熱心にアーティストのマネをしました。
それにより、私は英語嫌いの中学生から、英語好きの中学生へと変身することができました。
今振り返ると、きっかけはどうであれ、中学生の時に英語が好きになることができたのは、とても幸運だったと思います。
ところで、中学生の英語学習について、最近少し心配なことがあります。
それは、今後、英語嫌いの中学生がさらに増えるのではないかということです。
ご存知のとおり、今年度より中学生の学習指導要領が改訂され、教科書がリニューアルされました。
特に内容の変更が大きかったのが英語です。
小学校で英語が必修化されたことにより、その影響を受けて中学校での学習内容が大きく変更されたのです。
特に注目すべきは、単語の量が大幅に増えたことです。
それまで、中学校では3年間で1200語ほどの単語を学習していたのが、今回の改定によって、その数がいっきに1600語から1800語程度に増えました。
このことは、1年生の教科書を見れば特によくわかります。
教科書の最初から、いきなり「これでもか!」と言うくらいに、新出単語が出てくるのです。
足利市内の公立中学校では、現在「ニュークラウン」という教科書を使っています。
今回改定された教科書を調べてみると、レッスン1のパート1で47個、パート2で28個、パート3で35個もの新出単語が登場します。
レッスン1だけで、いきなり110個です。
私の感想としては、新しく中学生になったばかりの子たちには、正直言って負担が大きすぎると思います。
これでは、入学早々、英語が嫌いになってしまう子が続出してしまいます。
「実際に英語が使える日本人を増やす」という目的のもとでの改定だったはずが、逆に英語が嫌いな日本人を増やしてしまうのではないかとさえ思います。
こうなると、英語が得意になるかそうでないかは、子どもたちにとっては「賭け」です。
今回の「改悪」とも言えるような改定によって、教える側の力量がより問われるようになったからです。
「指導力のある先生に教わることができるか?」
運良く力のある先生にあたれば、グンと英語力を伸ばすこともできますが、そうでない先生にあたってしまったら結果は悲惨です。
残念ながら、学校では生徒は先生を選ぶことはできません。
しかし、塾であれば、塾そのものを選ぶことによって、先生を選ぶことができます。
英語に限った話ではありませんが、その教科が得意になるための絶対条件は、いい指導者とめぐり会うことです。
「幸運な出会い」
1人でも多くの生徒に、私との出会いをそう思ってもらえるよう、しっかりとがんばりたいと思います。
今日はこのへんで。