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その日のために

こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。

12月になりました。

今年もいよいよ、あと1ヶ月を残すばかりです。

1年が過ぎるのは本当にあっという間です。

NHKの紅白で、大泉洋さんの見事な司会ぶりを見たのが、つい最近のような気がしてなりません。

北海道のローカルタレントだった彼が、今や押しも押されぬ全国区の人気者となったことは、道民の方々にとっては大きな誇りのようです。

我が家は夫婦そろって「水曜どうでしょう」(HTB北海道テレビ放送)の頃からの大泉洋ファンです。

ですから、道民の方々の気持ちが何となくわかるような気がします。

「水曜どうでしょう」の再放送は、現在、とちぎテレビでも放送されています。

番組の考える無謀な企画に、さんざん文句を言いながら挑戦する彼の姿は、今なお、何回見ても笑えます。

放送は、毎週月曜日の22:00~22:30となっていますので、まだ見たことがない方はぜひご覧になってみてください。

ところで、北海道と言えば多くの方が思い出すのは、かつてフジテレビで放送されていた「北の国から」ではないでしょうか。

我が家には「北の国から」のDVDが全巻あります。

もちろん、私の趣味です(笑)。

その中でも、87年に放送された「初恋」は、私たち昭和生まれのおじさん世代にとっては、忘れることができない名作です。

吉岡秀隆さん演じる「純」と、横山めぐみさん演じる「れい」のせつない恋の物語を、胸を締め付けられる思いをしながら見守った方も多いのではないでしょうか。

今でも時折、DVDを引っぱり出してきて見ています。

先日、それとは別の回を見ていた時に、ふとあることに気づきました。

純と五郎が、街中の食堂で会話をしているシーンです。

壁にお品書きが貼られているのですが、それを見ると現在とほぼ値段が変わらないのです。

確か、かつ丼か天丼だったかと思います。

純が20歳くらいの頃の話で、吉岡秀隆さんと私はほぼ同い年なので、今から30年くらい前に放送されたもののはずです。

日本の「失われた30年」を、思いがけない形で見たような気がしました。

また、別の日に、何となくテレビのワイドショーを見ていると、1969年の大卒初任給平均が34,100円だったと言っているのが耳に入りました。

1969年は私の生まれた年です。

そこでくわしく調べてみると、私が大学を卒業した1993年の平均は193,000円ということでした。

私も初任給は、ほぼそれくらいだったと記憶していますが、およそ20年間で、なんと5.6倍にも増えています。

高度経済成長からバブル経済へと、日本経済がものすごい勢いで成長していたことがうかがえます。

そして、さらに調べてみると、それからおよそ30年が経った昨年2020年、大卒初任給平均は209,014円となっています。

なんと、ここ30年間の伸び率はたったの1.08倍で、ほとんど据え置きの状態です。

この間、日本以外の先進国では平均賃金が順調に伸び、国によっては3割増や5割増といったところも珍しくありません。

2015年には、お隣の韓国が、日本の平均賃金を追い抜きました。

最近「オワコン」という言葉をよく聞きますが、これを見れば、残念ながら日本はまさに「オワコン」状態です。

今の若い世代は、これからの日本社会を生き抜いていくにあたって、相当な覚悟が必要です。

国そのものに勢いがあれば、何か特別な努力をしなくても、ただ真面目に働くだけでそれなりの生活ができます。

しかし、勢いを失いつつある国においては、それだけでは不十分です。

真面目に働くのは当たり前で、それにプラスして、いかに「自分にしかできない仕事」をしていくかが重要です。

当たり前のことですが、だれもができる仕事は報酬が低く、その人にしかできない仕事は報酬が高いのが労働市場の原則です。

わかりやすい例を挙げれば、一流のスポーツ選手や芸能人の報酬が高いのは、それがその人にしかできない仕事であり、他の人が代わりにすることができないからです。

かつての日本のように、国の経済に勢いがある状態であれば、だれもができる仕事であっても、それなりの収入を得ることができました。

しかし、経済に勢いがなくなり、さらにグローバル化が進んでいくこれからの日本においては、そのような仕事で生活を支えていくことは、ますます困難になっていくのです。

では、いったいどうすればいいのでしょうか。

先ほど、スポーツ選手や芸能人の例を挙げましたが、そのような職業には特別な才能が必要です。

したがって、誰もが簡単に目指せるものではありません。

やはり、誰にとっても可能であり、かつ最も確実な方法は、高い目標を持ち、学生時代のうちからしっかりと勉強をしておくことしかありません。

がんばる人には必ずチャンスが訪れます。

その日のために、しっかりと実力を磨いておくことが大切です。

今日はこのへんで。

(写真は「北の国から」の舞台となった富良野です。まっすぐな道がどこまでも続く風景を初めて見た時は、本州では考えられないスケールの大きさにとても驚きました。)

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