中1からでは早すぎる?

こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。

夏が終わっても暑さがおさまらず、いまいち秋を感じることができない日が続いていました。

しかし、ここのところやっと、朝と夕方はめっきり冷えるようになりました。

昨日の朝は自宅近くの横断歩道で、小学校の「旗当番」でしたが、青空一面にうろこ雲が広がっていて、まさにさわやかな秋の朝でした。

我が家には大学生を先頭に、中学生、小学生と、3人の子どもがいますので、旗当番歴はかれこれ15年ほどになります。

この15年間で起こった変化といえば、とにかく子どもの数が減ったということです。

以前であれば、子どもたちの集団が次から次へとやって来て、30分の間、ほぼ途切れることがありませんでした。

しかし、現在では本当に数えるほどで、ポツポツとしかやって来ません。

また、付近を通り過ぎる中学生や高校生の数もぐっと減り、以前まであったはずの朝の活気がどこかに行ってしまいました。

まさに「少子化極まれり」といった感じで、学習塾業界にとっては頭の痛い話です。

しかし、おかげさまで森戸塾は「少子化どこ吹く風」です。

現在、中3および中2はすでに満員で、中1は定員まであと2人です(現在、体験のお申し込みを1名承っています)。

もともと足利出身ではない私の塾に、これほどたくさんの生徒が集まってくれているのは、口コミを広めてくださっている保護者様のお陰です。

本当に感謝しています。

これからも、保護者様のご期待にしっかりと応えていきたいと思います。

さて、森戸塾にとっては、初の試みとなりますが、来年度の新中1の「早期予約」を承ることにいたしました。

理由は、ここのところ森戸塾が「入りたいときに入れない塾」になりつつあるからです。

ここ近年、毎年春になると、ものすごい数の入塾希望をいただきます。

基本的には先着順で対応させていただいていますが、学年によってはすぐに満員となってしまいます。

私の基本方針は、私自身が責任を持ってすべての生徒を指導することにあります。

したがって、クラスの増設は不可能なので、その場合、空きが出るまでお待ちいただくか、ほかの塾をお探しいただくほかありません。

「誠に申し訳ございませんが」

心苦しい思いで、今年も多くのご家庭に、このようなお断りのお返事をしなければなりませんでした。

そして、そこで考えたのが、今回の新中1(現小6)のお子さんを対象とした「早期予約」というわけです。

しかし、予約といっても、来年の春の話ですから、まだだいぶ先のことです。

したがいまして、基本的にキャンセルはいつでもしていただけます。

予約に際して前払いの費用などもありません。

小学校卒業後の春休みに、3日間程度の無料春期講習を予定しておりますので、正式なお手続きはそちらに参加してみてからでも結構です。

実際に授業を体験してくだされば、私の塾の良さをさらに知っていただけると思います。

ちなみに、来年度の新中1の授業は月曜日(数・英)と木曜日(国・理・社)を予定しています。

予約についての詳細は、このホームページの「新着情報・募集状況」をご覧ください。

新着情報・募集状況

ところで、今年度より中学校の指導内容が改訂され、教科書がリニューアルされました。

やはり、一番大きく変わったのは「英語」です。

小学校での英語学習が本格的にスタートしたことによって、中学校での学習内容が大きく様変わりしました。

それまで、中学校入学とともに、全員横並びで、事実上「1」からのスタートだった英語学習が、生徒によって、すでにかなりの「差」がある状態でのスタートとなりました。

以前までであれば、中1の最初のころの数ヵ月は、アルファベットを覚えたり、簡単な単語を覚えたりといった内容の授業ばかりでした。

しかし、改定後においては、いきなり「文法全開」の授業がスタートします。

「まずは英語に慣れましょう」などと、悠長なことは言っていられなくなりました。

のんびり構えていたら、差はますます開いていくばかりです。

そして、なんと言っても怖いのは、英語は一度わからくなると、立て直すのが相当難しいということです。

英語が苦手な生徒が、英語で人並みの点数を取れるようになるためには、想像を絶する努力が必要です。

「やばい」と思ってから、少しくらい本気を出してもどうにもなりません。

今までもそうでだったわけですから、内容が難しくなり、単語の量もぐっと増えた現在の教科書であればなおさらです。

塾は中1からでは早すぎる。

そのようにお考えのご家庭も少なくないかと思います。

しかし、教育の現場を知る者として言わせていただけば、中1からでは早すぎるどころか遅すぎます。

時期を先送りにすれば、その分だけかかる費用や送迎の手間は浮きます。

しかし、それにともなって、成績向上や志望校合格のチャンスが、大きく減っていくこともまた事実なのです。

今日はこのへんで。

(写真は札幌テレビ塔から眺めた藻岩山方面です。ススキノの観覧車なども見えます。高いところが苦手な割には、展望台や観覧車など、怖い怖いと言いながら、あればついついチャレンジしたくなってしまいます・笑)