こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。
最近、日が長くなってきたのを感じます。
冬至の日からまだ1か月ほどしか経っていませんが、それでもだいぶ暗くなるのが遅くなった気がします。
季節によって昼間の長さが変わるのは、地球が地軸を一定の向きに傾けながら、太陽の周りを公転しているからです。
中3の理科で学習する内容ですが、生活上の身近な実体験と結びつけて考えると、さらにイメージが鮮明となり、宇宙の壮大さを感じます。
理科は身近で起きるさまざな現象の仕組みを解き明かしてくれる、とても面白い教科です。
しっかり勉強すると、日々の生活の中のいろいろなことに興味が持てるようになります。
そのためにも、さらにわかりやすい授業を心がけたいと思います。
さて、もうだいぶ古い話になりますが、大手学習塾の講師だった頃、私はある先輩講師をとても尊敬していました。
大手学習塾では、毎月たくさんの生徒が退塾します。
理由の大部分が「通っているのに成績が上がらない」というものです。
しかし、その先輩講師が管理をしている教室は、他の教室とくらべて圧倒的に退塾者が少ないのです。
おそらく生徒と保護者様の満足度がかなり高かったのだと思います。
たびたび近くで仕事をさせてもらう機会があったので、当時まだ駆け出しだった私は、だいぶいろいろなことを勉強させてもらいました。
その中でも特に印象的だったのは、生徒の授業態度に、とてもきびしく目を配っていたということです。
始めはしっかりと集中をしていた生徒も、授業も中盤を過ぎる頃になると、だんだんと集中力が衰えてきます。
よそ見をしたり、手わるさをしたり、ノートに落書きをはじめたりといった行動が、集中力が切れてきたサインです。
他には、肘をついてほお杖を突く、姿勢が崩れて座り方が浅くなる、はたまた、うつらうつらし出すというものもあります。
たいていの講師は、生徒のそのような様子をたいして気にも留めず、そのまま授業を進めます。
生徒が集中していようがいまいが、とにかく決められた時間のなかで、自分の話すべきことを話してしまえば、それで仕事は完了と考えているからです。
大手学習塾とは言っても、ほとんどの講師はこんな感じです。
また、以前もどこかで書きましたが、下手に叱って辞められたら困るというのも理由です。
さらに、私がいた大手学習塾には、間違った社員教育の結果として、生徒のことを「お客様」と勘違いをしている講師がたくさんいました。
本来の指導よりも、生徒の機嫌をとることばかりに一生けんめいなのです。
もちろん、真剣に向き合う必要はありますが、生徒は「お客様」ではありません。
学習塾にとってお客様とは、授業料をお支払いいただいている保護者様です。
生徒のやる気を引き出し、成績を上げ、志望校に合格させることによって、保護者様の信頼に応えることが学習塾の役割です。
したがって、指導をしていくうえで必要があれば、その時はしっかりと叱らなければならないはずです。
先ほどの先輩講師は、それをしっかりと実行していました。
集中力が切れたサインをとにかく見逃しません。
そして、そのたびにそれをしっかりと正して、再び授業に集中させます。
また、それが教室全体に適度な緊張感を生み、他の生徒のパフォーマンスの向上にもつながっているのです。
では、私の塾の場合はどうでしょうか。
私も授業態度についてはかなりうるさいです。
「よそ見するなー」
「手わるさするなー」
「しっかり前むけー」
「集中力きれてるぞー」
「ひじ突くなー」
「しっかり深く腰掛けろー」
毎回のように言っています。
受験を控えた中3ではさすがにほとんどありませんが、まだ自覚が不十分な中1ではしょっちゅうです。
生徒たちは心の中で「いちいち細けーなー」と思っているかもしれません(笑)。
しかし、私はこれをどうしても見過ごすことができません。
そのままにしていては、塾の講師としての責務を果たしているとは言えず、保護者様の信頼を裏切ることになるからです。
最終的に成績が上がるかどうかは、塾側のがんばりだけではなく、生徒自身のがんばりも必要です。
したがって、100パーセントのご家庭に、結果としての満足をお届けできるわけではありません。
しかし、塾として「しなければならないこと」を、しっかりとおこなうのは当然のことです。
塾の講師の仕事は、生徒と仲良くなることではありません。
塾の講師は生徒のために、時として「嫌われ役」や「憎まれ役」になることも必要です。
「あいつ気にいんねー」
たとえそう思われたとしても仕方がありません。
あとになり、ふり返ってみて、こう思ってもらえればいいのです。
「やっぱりあの先生に教わってよかった」
森戸塾ではそんな指導をおこなっています。
今日はこのへんで。
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(写真はJR札幌駅で撮ったものです。祖父や叔父が電車の運転手だったこともあり、実はわたくし、ちょっとだけ「鉄分」高めです・笑。地方に行くと、このあたりでは見られない車両がたくさん走っているので、ついつい写真におさめてしまいます。いまのところ、そんな暇も費用もスペースもありませんが、いつか鉄道模型のでっかいレイアウトを作るのが夢だったりします・笑)
