こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。
文部科学省の諮問機関である中央教育審議会が、小学校での「教科担任制」を2022年度から導入するべきだという方針をまとめました。
5・6年生が対象です。
「英語の正式教科化」や「プログラミング教育の必修化」により、教員により深い専門知識が必要となることと、長時間労働が慢性化している教員の負担軽減が狙いです。
日本は諸外国にくらべると、労働生産性が低いと言われています。
低い生産性を長い労働時間で補っている状態というわけです。
最近でこそ「働き方改革」が叫ばれるようになりましたが、日本では、長い間にわたって長時間労働が美徳になっていました。
私も、大手学習塾勤務時代には長時間労働に悩まされました。
勤務時間は連日12時間を超え、深夜に帰宅して早朝に出勤ということもたびたびありました。
建前上、日曜日は休日ということでしたが、補習やらインベントやらでしょっちゅう駆り出され、まともに休むことができたのは数えるほどです。
現在ではどうなっているかわかりませんが、当時は本当に大変でした。
さて、現在進められている「働き方改革」ですが、これを成功させるためには仕事の「効率化」が必要です。
短い時間で効率よく働いて成果を出さなければなりません。
勉強も同じです。
短い時間で効率よく勉強して点数を上げなければなりません。
ですから、勉強にも「効率化」が必要です。
実は、勉強には「効率化」のための「究極の方法」があるのです。
それは「塾に通うこと」です。
「またまた、自分に都合のいいこと言っちゃって~」なんていう声が聞こえてきそうですが、これは本当です。
保護者の方も含めてですが、実は、中学生の多くが「塾に通う目的」を正確に理解していません。
「塾に通う目的は?」と聞くと、ほとんどの子がこう答えます。
「勉強するため」
「成績を上げるため」
間違ってはいませんが、答えとしては不十分です。
正しい答えは「勉強を効率化するため」です。
勉強には2つの段階があります。
「理解すること」と「自分のものにすること」です。
問題が解けるようになるためには、まずはその問題の解き方を「理解」しなければなりません。
「なるほど、こうやって解くのか!」といった感じです。
しかし、よほど簡単な問題なら別ですが、ふつうの問題の場合は、それだけでは解けるようにはなりません。
その解き方を、完全に「自分のもの」としなければならないのです。
そのためには、同じような問題を使って「解く練習」をする必要があるのです。
スポーツと同じ理屈です。
いいプレイをするためには、頭で「理解」しているだけではダメです。
無意識に反応できるくらいに、その動きを「自分のもの」としていなければなりません。
そのために、同じ練習を何度もくり返します。
ところで、塾に行っていない子の場合、勉強が非効率になりがちです。
「え~っと、この問題はどうやって解くんだ??」
このように、問題の解き方を理解するところから勉強を始めなければならないからです。
これにはけっこう長い時間がかかります。
問題集の解説部分を何度も読んだり、教科書やノートを読み返したりしなければならないからです。
なかには、いくらがんばっても理解できない問題もあり、ついつい勉強を放り出したくなります。
ところが、塾に行っている子の場合、この段階はほぼ「自動」です。
塾の先生が、わかりやすく解き方を教えてくれるからです。
きちんとした授業をおこなっている塾であれば、授業のわかりやすさは学校の比ではありません。
しっかりと授業を聞いていれば、ほとんど「自動」の状態で解き方が頭の中に入ってきます。
また、かかる時間も最低限で済みます。
わからない問題に頭を抱え、延々と時間を過ごすこともありません。
また、塾に行かずに勉強している子の場合、ムダなことにも手を拡げてしまっている可能性もあります。
しかし、塾に通っている子の場合は、そういった心配がいっさいありません。
塾は学校よりも、さらに限られた時間で授業をしなければならないため、ムダなことはいっさい教えないからです。
このように、子どもたちは塾に通うことによって、勉強のなかで最も手間と時間のかかる部分を自動化し、しかも、大幅に時間を短縮することができるのです。
あとは「練習」だけですが、これにはあまり時間はかかりません。
すでにじゅうぶんな理解ができていて、あとは、その「理解できていること」をくり返すだけだからです。
もうおわかりになっていだけたかと思います。
塾は子どもたちの勉強における、究極の「効率化アイテム」であり「時短アイテム」なのです。
ですから、中学生がよく口するこんなセリフは、本来おかしいわけです。
「部活がいそがしくて塾に行けない」
部活がいそがしい中学生ほどこう言うべきなのです。
「部活がいそがしいから塾に行く」
今日はこのへんで。
