こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。
足利市の公立中学校では、国語の教科書に光村図書のものを使っています。
先日の中3の授業で、その中に出てくる「温かいスープ」を学習しました。
この「温かいスープ」を書いたのは、美学者であり中世哲学研究者、そして東京大学名誉教授であった今道友信氏です。
人々の間に第二次世界大戦の記憶がまだ生々しく残っており、敗戦国である日本が世界中の嫌われものであった1957年、今道氏はパリの大学で非常勤講師を務めていました。
当時あまりお金のなかった今道氏は、月末になると小さなレストランで、いちばん値のはらないオムレツばかりを注文していました。
すると、それを見ていた店の娘さんや料理人である母親が、無料でそっとパンを出してくれたり、注文を取り間違えて余ってしまったと言って、温かいスープを出してくれたりしました。
もちろん、ほんとうに注文を取り間違えたのではなく、それは異国の地でとても苦労をしているであろう、若い日本人の学者に対する思いやりとやさしさからのものでした。
そのような親切にふれて、今道氏は「私が人類に絶望することはない」と述べ、国際性の基調とは「無償の愛」と「求めるところのない隣人愛としての人類愛」であると結んでいます。
高度経済成長によって発展し、国際社会からも一定の評価を得るようになってからの日本しか知らない私は、この時代に海外で暮らしていた日本人の苦労をはじめて知りました。
また行政書士として、日本で暮らす外国人の方のお手伝いをしていることから、国際性という言葉の意味を、自分なりに今一度考えてみる機会ともなりました。
ところで、この今道友信氏は、1980年代に活躍したロックバンド「BARBEE BOYS」のギタリストである、いまみちともたか氏のお父様です。
いまみち氏が作り出す、美しく哀愁ただようメロディーや、とても繊細なギターフレーズが大好きで、私は数十年来の「BARBEE BOYS」ファンです。
先日ある番組で「博多華丸・大吉」の博多大吉さんと「TOKIO」の松岡昌宏さんも、ファンであることを公言していました。
男女2人のツインボーカルというところも、他のバンドにないユニークな点で、歌詞も掛け合い調のものなどがあってとても面白いです。
気になった方はぜひ聞いてみてください。
とてもおすすめです。
さて、2学期の期末テストの結果が出始めています。
中1、中2ともに2学期は成績が下がりやすい時期ですが、森戸塾の生徒たちはかなり健闘をしています。
たくさんの生徒が大きく成績を伸ばしています。
特に、それまで別の塾ではあまり成績が上がらず、それで森戸塾に来たという子の伸びが大きい感じがします。
これはなぜでしょうか?
理由は2つあると思います。
まず1つ目ですが、私の塾では授業を「やりっぱなし」にしないからです。
成績は「授業」と「復習」のかけ算によって決まります。
どんなに真面目に授業を受けても、復習が「0」ならば、結果は「0」です。
したがって生徒の成績を上げるためには、生徒たちに復習の大切さを理解させ、それを何かしらの形で実行させなければなりません。
しかし、ほとんどの塾にはそのための仕組みがなく、授業は「やったらやりっぱなし」なのです。
しかし、森戸塾は違います。
生徒たちには毎度のごとく、まさに耳にタコができるほど復習の大切さを説いています。
そして、ほぼ毎回にわたって復習のための宿題を出します。
もちろん、提出をしていない子にはしっかりと指導が入ります。
このように、私の塾はかなり復習重視の姿勢で指導をおこなっています。
2つ目は、私の塾では、一般的な学習塾でおこなわれているような、イベント的な定期テスト対策をおこなっていないからです。
テスト直前の深夜や早朝、または土日を使っての定期テスト対策は、学習塾にとっては、保護者に「やってます感」を出すためのイベントとして最適です。
また、生徒に「勉強した感」を与えるのにも役立ちます。
しかし、ふだんから地道に勉強をしていない生徒が、いくらこのようなイベントに参加しても、テストで点数が取れることはありません。
テスト直前の勉強は、あくまでもふだんの勉強の「まとめ」や「仕上げ」だからです。
まとめや仕上げは、その「前段階」がなければ意味がありません。
私の塾では生徒たちに、定期テストの点数を決めるのは、テスト直前の勉強ではなく、ふだんの勉強であることをとことん理解させています。
したがって、テストの直前には範囲に合わせた復習や問題演習などもおこないますが、見た目にわかりやすい、イベント的な定期テスト対策はおこなっていません。
それよりも何よりも、ふだんからの学習によって成績を上げることを目標とした指導をおこなっています。
これこそが、森戸塾が定期テストのみならず、入試にも強い理由だと思います。
今日はこのへんで。
☆☆☆小6保護者様向けの昨年度の記事です☆☆☆
注:記事中に記載の曜日は今年度(2022年度)のものであり、来年度(2023年度)とは異なります。来年度(2023年度)の中1の授業は火曜日と金曜日を予定しています。
(写真は先日、大阪の梅田駅前で見た謎のオブジェです。これは熊でしょうか? それとも何か別の生き物なのでしょうか? 足を投げ出し、口から水を吐き出す投げやりな姿に、謎はいっそう深まるばかりです・笑)
