こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。
昨日は中3下野テストでした。
朝9時に試験を開始しましたが、その前日は夜の10時まで授業だったので、生徒も私も家に寝に帰っただけという感じです。
まさに、ブラック企業さながらのスケジュールです(笑)。
しかし、私立の入試まで残り1か月を切っている現在、中3生諸君にはどうにか乗り切ってもらいたいと思います。
さて、先日、日本の子どもたちの「読解力」が低下していることを書きました。
また、時間のない中学生が読書量を増やすのはきびしいということも書きました。
そこで、実際に生徒たちに聞いてみました。
「どれくらい本読んでる?」
すると、いろいろな答えが返ってきました。
「ほとんど読まない」
「1か月に1冊」
「2か月に1冊」
「3か月に1枚」
ちなみに、最後の「3か月に1枚」は「3か月に1冊」の間違いです。
あせって「1冊」を「1枚」と言ってしまったようで、教室じゅう大爆笑です。
もし、ほんとうにそうだったら、いつになっても読み終わりません(笑)。
なかには、こんな子もいました。
「1か月に3冊」
かなりのハイペースです。
その答えを聞いて思ったのは、本人にその気さえあれば、いそがしい中学生でもけっこう本を読めるのだなということです。
しかし、ここで問題なのは「本人にその気さえあれば」という点です。
中学生は部活の練習などで慢性的に疲れています。
空いている時間があったら「読書なんかより睡眠」という子がほとんどだと思います。
ですから、どうすれば「その気」になるのかが鍵です。
そこで、お勧めするのが「好きなことに関する本を読む」ということです。
中学生ともなれば、それぞれに好きな分野があると思います。
音楽が好き、スポーツが好き、アニメが好き、などです。
その、自分が好きなことに関する本を読めばいいのです。
そうすれば、あまり「読書をしている」という意識をせずに、楽しく本を読めるのではないでしょうか。
でも、好きなことに関する本とはいっても、いわゆる「ハウツー本」ではありません。
その業界について書かれた本や、アーチストや選手自身などが書いた本です。
このブログでもたびたび触れていますが、私はプロ野球好きです。
ですから、それに関する本もたまに読みます。
過去に読んだものをいくつか挙げてみます。
「千葉ロッテマリーンズ変革の300日(スリーライト)」
だいぶ古い本で、2006年に出版されたものです。
18連敗という不名誉な記録を持ち、毎年40億円もの赤字を出していた「千葉ロッテマリーンズ」が、大胆な組織改革により31年ぶりの日本一に輝くまでを描いた本です。
選手や監督はもちろんのこと、球団職員、打撃投手などのいわゆる裏方さん、球団専属チア、グランドキーパー、はたまた、ビールの売り子や花火師さんまで、マリーンズにかかわる幅広い人たちのインタビューが掲載されています。
31年ぶりの優勝のうらにあった、さまざまなドラマを知ることができる1冊です。
「アンダースロー論 渡辺俊介著(光文社新書)」
現在、アンダースローの投手といえば、ソフトバンクの高橋礼投手や、来春から楽天でプレーする牧田和久投手が有名ですが、かつては「サブマリン」の異名を取った渡辺俊介投手が有名でした。
渡辺投手は、栃木県の出身で、国学院栃木高校、国学院大学、そして、社会人を経て千葉ロッテマリーンズに入団しました。
2000年代後半のロッテを大きく支えた投手の一人です。
アマチュア時代は、つねにチームの2番手投手にすぎなかった彼が、どのようにしてプロに入り、そして、どのようにして生き残ることができたのかを知ることができる1冊です。
「日本一よくわかる北海道日本ハム強さの秘密 岩本勉著(プレジデント社)」
2004年の北海道移転以来いっきに強くなり、いまや常勝球団となった北海道日本ハムファイターズ。
2002年の移転決定時に選手会長だった、ガンちゃんこと岩本勉氏が書いた日本ハムの強さの秘密です。
栗山監督の選手への接し方や、中田翔選手や、いまはメジャーで活躍する大谷翔平選手のすごさ、そしてスカウティングや育成の素晴らしさなどが書かれています。
ロッテファンの私にも面白く読めました。
ちなみに、この本は中古本で買ったのですが、裏表紙に岩本氏の直筆サインが書かれていました。
本屋さんのスポーツコーナーに行くと、野球以外のスポーツについてもさまざまな本が置かれています。
また、スポーツ以外にも、いろいろな分野の本があることに気づきます。
あるバンドのサクセスストーリーを書いたもの。
エンターテイメントの舞台裏や、アニメ業界のこれからなどについて書いた本。
思わず手に取って「へ~ 、こんな本もあるんだ~」と感心します。
今度のお休みには、ぜひお子さんとイオンの本屋さんにでも出かけてみたらいかがでしょうか。
今日はこのへんで。
