こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。
期末テストの結果が出てからすでに1週間ほど経ちました。
「やっちまった~」という反省の気持ちも、そろそろ薄らいでくる頃ではないでしょうか?
つぎの定期テストまではまだかなり期間があり、これからはイベントが盛りだくさんの年末年始が控えています。
中3生はともかく、ほかの学年の生徒は勉強がおろそかになりがちな時期です。
定期テストは直前だけ勉強してもいい点数は取れません。
ふだんからの積み重ねがものを言います。
ですから、生徒たちがダレないよう、冬休み期間もふくめて、しっかりと指導していきたいと思います。
さて、先月、子どもと親とで「良い学習塾」の意味が違う場合があるという話を書きました。
今日はそのことについてさらに書きたいと思います。
私は早めに教室に来た生徒や、お迎えが遅れた生徒と話すのが好きです。
内容は勉強のことがメインですが、その子のことがよりわかって面白いです。
先日もある生徒と話をしました。
その子は私の塾に来る前に、ある別の塾に通っていたそうです。
生徒が塾を辞める理由で最も多いのは「成績が上がらない」です。
しかし、その子が語る理由には、もうひとつ重大なものがありました。
「何だか塾に遊びに行っているようになってしまった」というものです。
それを聞いて、私は「やっぱりな」と思いました。
なぜなら、以前通っていたというその塾が、私が独立前に勤めていた塾だったからです。
その塾の授業が、生徒のおしゃべりで騒がしいのは、私がいた頃からの話です。
最近では騒がしさがますますエスカレートしているようです。
ちなみに、講師は勝手におしゃべりをしている生徒を叱りません。
なぜだと思いますか?
「叱って辞められたら困るから」です。
生徒に辞められたら「数字」に響きます。
ここで言う「数字」とは、売り上げや利益に関する数字であり、決して生徒の成績に関する数字ではありません。
その塾の講師にとって一番大切な「数字」とは生徒の数であり、生徒の成績ではないのです。
すでに10年以上も前に辞めた塾のことなど、どうでもいいのは確かです。
しかし、同じ業界に身を置く人間として、塾業界のいい加減ぶりには黙っていられないものがあります。
自らの業界を悪く言うのは気が引けますが、あえて言います。
塾業界は、一般の方が思っているような良心的な業界ではありません。
「教育」を扱っているので、クリーンなイメージがあるかもしれませんが、まったく逆です。
「生徒の顔を見たら札束だと思え」という業界です。
そんな業界に嫌気がさして、辞めていく人間の数も半端ではありません。
ですから、慢性的な人手不足で、急ごしらえの講師であふれています。
指導力があり、本当に生徒のための指導をしたいと考えている講師は、独立して自分の塾を開いてしまいます。
残るのは中途半端な指導しかできない講師と、右も左もわからない新人講師ばかりです。
では、なんでこんなメチャクチャがまかり通るのでしょうか?
答えは簡単です。
塾業界は「お金を払う人とサービスを受ける人が別」という特殊な業界だからです。
しかも、サービスを受けるのが子どもであり、まだ大人ほどの善悪の判断がつかない状態だからです。
まさに「わからないのをいいことに」という状態なわけです。
お父さんやお母さんは、一生けんめいに働いて得たお金から、毎月2万円も3万円も払って、子どもたちを塾に遊びに行かせているのです。
しかも、車による送迎付きで。
「でも、そんな塾でも多くの子が高校に合格してるじゃないか」という反論もあるでしょう。
確かにその通りです。
しかし、あれだけ料金を取っていれば合格させるのは当たり前です。
通常の授業のほかに、オプションの授業をいくつも取らせて、しかも、なんだかんだと言って追加の料金を取るわけですから、それで合格させられなかったら話になりません。
また、足利は高校入試のレベルが低いので、合格する子が多くて当たり前です。
実際のところ、ほかの地域ではかなりの不合格者が出ています。
このような有り様は、私がいた塾に限った話ではありません。
特に大きな塾を中心として、このメチャクチャが常態化しています。
そして、そのような塾ほど、通いさえすれば、いとも簡単に成績が上がるかのような宣伝を、資金力を使って大量におこなっているのです。
「通うのは本人だから、どこの塾に行くかは本人に決めさせる」という保護者の方も多くいらっしゃるかと思います。
その考えに、私もまったく異論はありません。
しかし、決めさせる前の「候補選び」は、保護者の方がしっかりとおこなわなければなりません。
そうでないと、塾業界の「いいカモ」になってしまいます。
最後に、私の塾の宣伝をさせてもらいます。
勉強するなら森戸塾
遊びに行くならほかの塾
今日はこのへんで。
