もりどじゃないよ、もりとだよ!

こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。

今日も昨日に続きポカポカ陽気ですね。

天気予報によると、北海道や東北は大荒れのようです。

こういう時は、雪のほとんど降らない関東地方の冬に感謝です。

さて、ここ最近、しゃべっているうちに「関西弁」になってしまいます。

NHKの連続テレビ小説「スカーレット」の影響です。

戸田恵梨香さんや北村一輝さんがしゃべる関西弁を聞いていると、ついつい関西弁モードとなってしまうのです。

とはいっても、私は関西人ではありません。

生粋の関東人です。

そんな私がなぜ関西弁なのでしょうか?

実は20代の頃、当時の仕事の都合で兵庫県の尼崎市に住んでいました。

当然、職場は関西弁です。

日中、関西弁の飛び交う社内で働いて、夜遅く、独り暮らしの部屋に帰ります。

テレビをつけると、その時間帯にやっているのは、関西ローカルの番組ばかりです。

もちろん、出演者がしゃべる言葉は関西弁です。

そうなのです。

スピードラーニングで英語のシャワーを浴びるように、私は毎日、ほぼ24時間にわたって関西弁のシャワーを浴び続けたのです。

そうこうしている間に、関西弁が無意識に口をついて出てくるようになりました。

気が付くと、眠っている間、夢の中まで関西弁で話そうとしていました。

ある日、職場の上司が言いました。

「もりど~ 、これ足りひんで!」

私はすかさず、こう答えました。

「急いでこうてきます!」

すると、上司が嬉しそうな顔で言いました。

「おぅ、いま、こうてきますゆうたな。これでやっと一人前やな!」

直属の上司から「一人前認定」をいただいた瞬間でした(笑)。

ちなみに「もりど」は「もりと」の間違いです。

この上司の人は、私が何回「もりとです」と言っても、いっこうに「もりど」のままでした。

関西の人が聞いたら、私の関西弁など「エセ」にしか聞こえないのでしょうが、こうして私は関西弁を習得したのです(笑)。

言葉の習得といえば、いまの日本人にとっての一番の課題は英語です。

日本人は、中学と高校で合計6年間も英語を学んでいるのに、英語がヘタだと言われています。

確かにまわりを見ても、英語がしゃべれる人の数は圧倒的に少ないです。

日本の英語教育はそんなにもダメなのでしょうか?

私は、そんなことはないと思います。

特に中学校で学習する内容は良く練られていると思います。

よく、中学レベルの内容で、コミュニケーションはじゅうぶん可能と言われます。

「それはないだろう」と思われる方もたくさんいらっしゃると思いますが、本当です。

中学3年間で学習する単語や文法は、最低限のコミュニケーションに必要なものが、しっかりと厳選されています。

きちんと学べば、自分の言いたいことを、かなり英語で言えるようになります。

インターネットの登場で、世界は狭くなりました。

いまや、送信ボタンひとつで、瞬く間に海の向こうまでメッセージが届きます。

私は時折、アメリカ人の知人とメッセージのやり取りをします。

内容は近況の報告などがほとんどで、ほぼ日常に関することです。

日本に台風や地震などの大きな災害が起こると、心配して安否を気づかうメッセージをくれたりもします。

そこで使われる英語は、ほぼ「中学レベル」の英語です。

私が書く場合はもちろんですが、向こうが書いてくる場合もそうです。

中学校では「be動詞の文」から始まって、最後は「間接疑問文」までを学習しますが、文法はほぼこれで十分です。

場合によっては、3年生で学ぶ文法は「現在完了形」以外は使わなくても大丈夫です。

また、現行の指導要領では、3年間で約1200語の単語を学びますが、これにプラスアルファで単語も間に合います。(つぎの指導要領改定で単語の数はかなり増える予定です。)

これに、教科書に登場するイディオムを加えれば、最低限のコミュニケーションはバッチリです。

政治や経済、歴史や文化の話がしたいというのであれば、当然これだけでは足りません。

もっとたくさんの単語を覚える必要があり、文法も高校レベルまで踏み込む必要があります。

しかし、そうでなければこれで十分です。

では、なぜ中学校で英語を熱心に勉強した生徒でも、英語が話せないのでしょうか?

それは、訓練が足りないからです。

「聞くこと」と「話すこと」の訓練が圧倒的に足りないのです。

知識はあっても、訓練が足りないので、うまく使えない状態なのです。

ひじょうにもったいない話です。

しかし、これは、中学校でしっかりと勉強をすれば、あとは訓練しだいで、だれもが英語を話せるようになるということを意味しています。

テクノロジーの進化により、以前にくらべ、訓練の環境は日増しに整ってきています。

学習アプリやオンライン英会話など、その気があればいくらでも訓練ができます。

そのためにも、まずは「中学英語」です。

私の塾でもしっかりと学ばせたいと思います。

今日はこのへんで。