わからくなったらすぐに!

こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。

以前の投稿で、のどが痛くなった話を書きました。

市販薬を飲んで、どうにか痛みは治まったのですが、実は、そのあとがありまして…

そのあと、せきが出るようになってしまったのです。

熱はありませんでしたが、体がなんとなくだるい感じです。

塾の先生は、しゃべることが商売です。

せきは大敵です。

そこで、面倒くさいのを「えいやぁ!」と我慢して、あなはらクリニックに行ってきました。

ひととおり診察を受けて、薬局で喉の薬を処方してもらいました。

そして、処方された薬を飲んで一晩寝ると、なんと、症状はスッキリ良くなり、体も軽くなっているではありませんか!

これなら、市販薬なんかでごまかさずに、はじめから診察に行っちゃえばよかったよ!

と、つくづくそう思いました。

ところで、塾に行くなら、いつから行ったほうがいいですか?

このような相談を受けることが結構あります。

私は、できるだけ早い方がいいですよと答えます。

理由は、そのほうが塾が儲かるからです。

これは冗談です(笑)。

確かに、早くのうちから通ってもらったほうが、塾としては儲かります。

でも、そうではない、とても重要な理由があるのです。

それは、塾は通い始める時期が遅すぎると、効果がほとんど期待できなくなってしまうからです。

長引く景気の低迷で、ご家庭の財布のひもはますます固くなっています。

そのような中で、塾に通い始める時期をできるだけ遅らせたいと、お考えになっているご家庭も多いかと思います。

しかし、あまりにも遅くなってしまうと、せっかく塾に入っても、ほとんど成績が上がらないという状態になってしまうのです。

特に英語と数学がそうです。

なぜなら、英語と数学は、それまでに習った内容が理解できていないと、つぎから習う新しい内容を理解することができないからです。

ですから、あまりにも長い期間にわたって、わからない状態を放置してしまうと、いざ本気でどうにかしようと思っても、もうどうにもできないということになってしまうのです。

いくら学習塾とはいっても、本来であれば3年間をかけてコツコツ学ぶはずの内容を、半年や一年足らずで、完全に教えきることはできません。

そこは、どうしても応急処置的な指導になってしまいます。

それでも入試までに何とかなればいいのですが、かならずしも全員がそうなるとは限りません。

結局、県立高校をあきらめて、私立高校を単願で受験するしか、高校生になる方法がなくなってしまうのです。

ですから、もし将来的に県立高校に進学したいと考えているのであれば、塾は、勉強がわからなくなり始めた時点で、すぐに通い始めるべきなのです。

虫歯も軽いうちに治療をすれば、痛みもなくすぐに治すことができます。

しかし、面倒だからという理由で、歯医者にいくのを先延ばしにしていると、治療そのものが困難となり、その歯を抜いてしまうしか方法がなくなってしまいます。

これと同じように、まさに勉強も早期治療が肝心なのです。

塾はわからなくなりはじめたらすぐに!

ご理解いただけたらと思います。

今日はこのへんで。