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質問タイム設定しました

こんにちは。 足利の学習塾 森戸塾の森戸です。

まだ7月にもなっていないというのに、とにかく暑いです。

いったい梅雨はどこに行ってしまったのでしょうか。

梅雨が終わらなければ終わらないで、やれうっとうしいだの、じめじめして嫌だのと文句を言うくせに、もうこうなると、ずっと梅雨のままでいいと思えるくらいです(笑)。

1つだけ幸いなことと言えば、1週間ほど前に教室の業務用エアコンを新調したことです。

先月の入居時についていたエアコンは、すでに20年を超える超年代物でした。

案の定、音ばかりがうるさくて、ほとんどまともに効かない状態です。

このままでは夏は乗り切れないと判断し、とにかく梅雨のうちにどうにかしなければという考えのもと、業者の選定、見積もり、契約と、ものすごく急ぎました。

そして、6月17日に工事の運びとなり、ほぼ1日がかりの作業を経て、新しいエアコンが入りました。

これがもし、まだまだ大丈夫とのんびりしていたら、ほんとうに大変なことになっていました。

やはり、生徒たちの勉強と同じで、何事も早め早めに動くことが大切であると、あらためて実感しました。

しかし、それでも困ったのがこの異常な暑さです。

昨日は土曜日ということで、午後1時に教室を開けたのですが、もっとも気温が高い時間帯ということもあって、教室内がなかなか冷えませんでした。

もしこの暑さが続くようであれば、毎日早めに出勤して、授業が始まるだいぶ前からエアコンのスイッチを入れなければと考えています。

さて、森戸塾は7月より、中学生の授業時間を変更することにしました。

現在10時までおこなっている授業を、7月より9時40分までとします。

ねらいは2つほどあります。

まずは、生徒の集中度をさらに高めることです。

終了時刻が早まることにより、授業時間がやや短縮されます。

これにより、生徒たちが集中力を、より高い状態で保ちやすくなります。

もちろん現在においても、がんばって集中をしてくれていますが、それでも部活などで疲れているときは大変そうです。

そこで、より指導の濃度を高めて授業時間を短縮し、短くなった時間のなかで、さらに高い集中力を発揮してもらおうと考えました。

実は、現在の授業時間は2年ほど前に設定したものであり、それ以前はもっと短い時間で授業をおこなっていました。

しかし、いろいろと検証してみた結果、指導効果の面から見ても、以前の授業時間でも十分であったという結論に達しました。

したがって、今回の時間変更によって、以前と同じに戻す形となります。

短い時間で集中をし、なるべく早い時間に帰宅して明日に備える。

このような形を実践していきたいと考えています。

さて、つぎのねらいです。

授業終了後の時間に「質問タイム」を新設することです。

授業がおわったあとで、生徒が自由に残って質問をできる時間を設定することにしました。

その日の授業でわからなかったことはもちろん、それ以外の内容でも質問することができます。

塾の内容であっても、学校の内容であっても、とにかく質問したいことがあれば、自由に残ってかまいません。

時間は10時まですが、必要があればそれ以降でもつきあいます。

母:「わからなかったら先生にちゃんと聞くんだよ」

子:「でも、みんながいるところではなかなか聞きづらいんだよ」

実は、お子さんのこのようなセリフは、だいたい言い訳です(笑)。

質問をしない本当の理由は、聞きづらいからではなく、面倒くさいからです。

今回の「質問タイム」の設定により、お母さんに対して、お子さんはそのような言い訳ができなくなります(笑)。

そこが、この「質問タイム」を新設するねらいなのです。

3年生などで顕著ですが、私のところによく質問に来る生徒は、かなり成績が伸びます。

質問に来るということは、それだけ勉強をしているという証拠だからです。

よく勉強をしているからこそ、わからないところが出てくるわけで、そうでなかったら、自分がどこをわかっていないかすらわかりません。

ですから、わからなかったら質問をするという態度を育てることが、塾としては、生徒たちの成績を上げるうえでとても大切なのです。

私はよく生徒たちにも言うのですが、塾は最大限に利用するべきです。

ただ授業を受けて帰っていくだけというのが、一番もったいない塾の利用の仕方です。

塾の先生にとって、生徒がわからないことを質問してくれるというのは、とても嬉しいことなのです。

先月、英検準2級を受ける中2の生徒に頼まれて、英作文の添削をおこないました。

見事、筆記試験に合格して、今度は面接の練習をする約束をしています。

このように、自分の協力によって、生徒が望む結果を手にしてくれることこそが、塾の講師にとっては最大の喜びなのです。

ぜひ、もっともっとたさくさんの生徒に、協力させてもらいたいと思います。

今日はこのへんで。

(何日か前の写真です。夕方、教室の窓から駅のほうを眺めると見事な夕焼けでした。歌の歌詞のとおり、足利の街はほんとうに夕焼けがよく似合います。)