こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。
とつぜんですが、五十肩に悩まされています。
肩が痛く、左腕が上がりません。
痛み出したのは1年くらい前です。
放っておけばそのうち治るだろうと考えて、しばらくそのままにしておきました。
しかし、何か月たってもいっこうに治る気配がありません。
とうとう観念して、今年の5月に病院で診察を受けました。
結果はいわゆる五十肩ということで、現在は作業療法士の方にお世話になりながら、週2回ほどリハビリに励んでいます。
しかし、なかなか痛みが改善しないため、先日、肩の様子をMRIで調べてみることになりました。
MRI検査は、以前に別の機会で経験したことがあるため、特に緊張はありませんでした。
ただ、検査には30分ほどかかり、その間は寝かされたまま身動きが取れません。
また、機械からは「ギギッ―!」とか「ポン!」といった、金属音とも電子音ともつかない奇妙な音が絶え間なく発生します。
検査中はそれがずっと聞こえてくるために、ウトウトすることもできません。
検査のあと、整形外科の先生が結果を詳しく説明してくださいました。
原因は肩の筋肉の老化によるものらしく、やはり根気強くリハビリを続けるほか方法はないそうです。
同年代の知人にも五十肩を経験した人が何人かいます。
しかし、ほとんどの人が、ある日を境にそれまでの痛みがうそのように治ったと言います。
先生に聞いても、やはり突然治ることもあるとのことで、その日が来るのを楽しみにしながらリハビリに励みたいと思います。
さて、前回の記事で、私の塾の3年生たちのことを書きましたが、今回はそのことを少し別の角度から掘り下げてみたいと思います。
前回にも書きましたが、8月実施の下野テストでは、3年生のほぼ全員が見事に成績アップを果たしました。
最高は5教科総合で偏差値10アップです。
偏差値を10上げるためには、点数を100点ほど上げなければなりません。
1教科あたり20点ですから、そう簡単に上げられるものではありません。
もちろん、過去にも偏差値を10上げた生徒はたくさんいます。
しかし、それらはいずれも半年から1年をかけて勉強をした結果であり、それをたった2か月で成し遂げた生徒は今回がはじめてでした。
また、偏差値を5以上アップさせた生徒もたくさんいて、足高の合格基準である57を超えて、偏差値60越えを達成した生徒も数多くいました。
そのような子たちの成績を見ていて、私はあることに気づきました。
今回のテストで大幅に成績を向上させた生徒たちは、全員が3年生になる以前から森戸塾に通っていた生徒たちなのです。
早い子では小学生のときから、遅い子でも2年生の2学期までには森戸塾に入塾しています。
もちろんですが、今回の夏期講習では、新たに3年生から入った子たちも、真剣に授業に取り組んでいました。
また、自宅での復習も熱心に取り組んだものと思われます。
その証拠として、成績自体は全員が上がっています。
しかし、伸び率で見ると、やはり長く通っている子のほうが圧倒的に高いのです。
「2年時を制する者は受験を制す!」
私は2年生たちによくこう言います。
受験勉強は、それまで積み上げてきた土台があってこそはじめて成立します。
しっかりとした土台があれば、その上で、受験勉強は無理なく順調に進んでいきます。
そして、あまり余計な苦労をすることなく、確実に志望校に合格することができます。
しかし、土台がないと、なかなかそうはいきません。
受験勉強にかなりの苦労が伴うことになります。
2年生の2学期は、数学、英語ともに入試では必出の重要単元を集中して学ぶ時期です。
したがって、この時期の勉強がおろそかになると、土台が不完全なままに3年生になってしまうことになります。
これが、私の言う「2年時を制する者は受験を制す」の意味なのです。
「塾は3年生からでいい」
このようにお考えになっているお子さんやご家庭は、実際多いかと思います。
しかし、何事においても「始めるにふさわしい時期」というものがあります。
私の長年の経験から言わせていただくと、その時期とは遅くとも2年生の2学期が始まる頃までです。
また、私の塾は完全定員制のため、3年生の進級時に入塾ができるのは若干名のみです。
さらには、例年その枠もすぐに埋まってしまうため、3年生になってから以降の入塾は、ちょうど良いタイミングでたまたま空きが出た場合のみということになります。
したがって、森戸塾に確実に入塾できるのは2年生のときまでということになります。
来るべき高校入試、確実に入塾できる可能性、この両面から考えて、具体的に行動を起こすべきときは今です。
今年度の2年生クラスはあと4名で定員となります。
中学2年生の保護者様からのご連絡をお待ちしております。
今日はこのへんで。
(先日、雨上がりに教室の窓からふと外を見ると、鮮やかな虹が出ていました。虹はすぐに薄くなって消えてしまいましたが、そのわずかな一瞬をタイミング良く写真に収めることができました)