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泳いでみなけりゃ泳げない

こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。

関東地方の冬らしく、ここのところ晴れの天気がつづいています。

その一方で、北海道では大雪や吹雪のところもあるようです。

今年は雪不足により、札幌の雪まつりが予定通り開催できるか心配されていたようですが、北海道もようやく例年の冬になりつつあるようです。

塾が最もいそがしいのは2月です。

3月上旬の県立高校一般選抜入試に向けて「完全フル稼働状態」になります。

ですから、ぜひ行ってみたいとは思いつつ、いままで札幌の雪まつりに行ったことはありません。

また、2月といえばプロ野球チームのキャンプが始まります。

私の応援する千葉ロッテマリーンズは、毎年、沖縄の石垣島でキャンプをおこないます。

こちらも見学に行ってみたいと思っていますが、いまだに行ったことがありません。

ここのところ、老眼は確実に進んでいますが、まだ50代ということで、私の現役引退はまだまだ先の予定です。

雪まつりとキャンプは、それまでの楽しみということで、とっておきたいと思います(笑)。

さて、先日1月29日に、昨年11月に実施された「行政書士試験」の合格発表がおこなわれました。

行政書士とは、個人や企業が行政機関に提出する書類を作成したり、その手続きを代行したりする法律関係の専門家です。

実は、私も11月に高崎経済大学でこの試験を受けました。

結果は「合格」でした。

調べてみると、同じ会場で試験を受けた600名のなかで、合格したのは60名でした。

受験の動機は、勉強を教える立場に慣れきってしまったので、久しぶりに勉強をする立場にもどってみようと考えたことです。

法律はまったくの門外漢でしたが、仕事が始まる前の時間などを使って勉強をしました。

憲法・行政法・民法・商法・基礎法学・一般知識と、試験科目が多くて大変でしたが、予備校などには行かず、完全に独学で合格することができました。

今回の受験勉強で心がけていたことは、問題演習を中心とした勉強をおこなうということです。

どんな分野の勉強であっても、まずは参考書などを読んで知識を習得して、つぎに問題演習をすることによって、それを確実なものにするというのが一般的な流れです。

私もまずは、参考書を読むところから勉強を始めました。

インターネットで行政書士の勉強方法を調べると、参考書は何回もくり返して読むことと書いてあります。

確かに、1回読んだだけでは理解できるような内容ではありません。

しかし、私は1回目を読んだあとから、すぐに問題演習に取りかかりました。

それは、実際の試験で、どのような形で知識が問われるかがわかっていれば、参考書の読み方が自ずと変わってくるからです。

「あっ、ここは確かあんな感じで出てたから、しっかりと覚えておこう」

このように、抑えるべきポイントがわかったうえで読むのと、そうでない状態で読むのとでは、理解の深さが格段に違ってくるのです。

ですから、2回目以降は問題演習と並行するかたちで参考書を読みました。

全体で見ると、1000時間ほど受験勉強に費やしましたが、そのなかの約7割を問題演習にあてたのではないかと思います。

この方法は、もちろん中学生の勉強にも応用できます。

長い時間勉強しているのにもかかわらず、なかなか成績が上がらない生徒がいます。

よく見ると、そのような生徒は教科書やテキストを読むことに時間をかけすぎて、問題演習に手がまわっていないことが多いようです。

テストでは、たとえ知識があったとしても、問題を解くことができなければ点数は取れません。

ですから、実際に問題を解く練習をしなければ、テストで点数は取れないわけです。

いくら本で泳ぎ方を学んでも、実際にプールで泳いでみなければ、いつまでたっても泳げるようにならないのと同じです。

このように、テストで高い得点を取るためには、問題演習にかける時間を最大限に確保することが大切なのです。

そのためにも、知識の習得にかかる時間を、どれだけ最小限に抑えることができるかが重要です。

実は、学習塾はそのためにあるのです。

学習塾では1つのことを教えるのに、学校ほど長い時間をかけることができません。

したがって、学校よりもポイントをしぼった授業をおこなうことになります。

ズバリ言えば、学校よりもわかりやすい授業をおこなっているということです。

学習塾に通うのにもある程度の時間が必要ですが、塾に通うことによって、知識の習得にかかる時間が最大限に圧縮されるのです。

塾に行っていなければ、まずこの段階で多くの時間がかかってしまいます。

そして、ほとんど問題演習に時間がかけられないまま、本番の試験に臨むということになってしまうのです。

このように、学習塾は中学生の勉強における「最強の効率化ツール」なのです。

ぜひ学習塾を利用して、じょうずに成績アップを目指してください。

今日はこのへんで。