こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。
中間テストも終わり、生徒たちから結果の報告が上がり始めています。
森戸塾の生徒たちは今回もよくがんばりました。
今回いっきに順位を上げて、学年2位になった生徒がいましたが、この生徒はほんの数か月前に森戸塾に入ったばかりです。
真剣に授業に取り組んでいるのはもちろんですが、それ以外にも私が指示した通りの家庭学習などをこなし、地道に努力をした成果だと思います。
また、別の学校の生徒ですが、これまた学年2位で、1位との差がわずか4点差だったそうです。
ふだんからコツコツと努力ができる、とてもがんばり屋の生徒なので、次回は必ずや1位をとってくれるものと確信しています。
またすぐに期末テストがやってきます。
次のテストでは、さらにたくさんの生徒が飛躍できるよう、しっかりと指導していきたいと思います。
さて、ここのところ中1クラスの新規入塾が続いています。
このままでいくと、もう間もなく定員になりそうです。
それまでは平易な内容であった中1も、2学期ともなると、勉強の内容がいっきに難しくなります。
やはり塾なしではきびしいと感じるご家庭が増える時期でもあります。
特に数学では、それまで計算が中心だったのに対して、2学期は方程式の利用(文章題)や、比例・反比例が登場します。
じつはこの点を勘違いしている生徒も多いのですが、計算ができる=(イコール)数学ができるということにはなりません。
数学において計算とは、あくまでも答えを出すための道具に過ぎません。
それでは数学とはいったい何なのでしょうか。
それは、答えを導き出すためのプロセスであり、そのもととなる考え方のことを指すのです。
2学期以降の数学では、この数学的な思考が必要とされる単元が、数多くつづくことになります。
したがって、いくら計算ができても、数学的な考え方を身につけなければ、2学期以降に学習する内容で高得点を取ることは不可能なのです。
数学的な考え方を身につけるためには、まずは一つ一つの問題を完全に理解して、つぎにそれをしっかりと定着させるためのくり返しの復習が必要です。
最初のステップの「理解」には、塾の力が大きな助けとなります。
方程式の利用や、比例・反比例の考え方を、独学や学校の授業だけで完全に理解できる生徒は、おそらくごくわずかです。
これは2学期以降の定期テストにおいて、各中学校の数学の平均点がガクッと落ちるのを見れば明らかです。
ちなみに私の塾では、2学期以降に生徒たちの点数がガクッと落ちることはありません。
大部分の生徒が、それまでの点数をキープするか、または上げます。
じつは、そのもととなっているのが、私のおこなう授業であると自負しています。
私の授業の特徴をいうと、とにかく「ていねいでわかりやすい」というひと言に尽きると思います。
これには理由があります。
このホームページの「ごあいさつ」のところにも書かせていただいていますが、私は中学時代あまり勉強が得意なほうではありませんでした。
特に数学と英語が苦手で、当時は勉強するのにだいぶ苦労をしました。
しかし、いまではこの経験がとても役に立っています。
数学や英語が苦手な生徒たちにとって、何がわからなくて、何が理解しにくいのかを、自分自身の経験として知っているので、その点を踏まえたきめの細かい指導ができるのです。
これが、ていねいでわかりやすい授業の秘密というわけです。
塾でも学校でもそうですが、数学や英語を教えている先生は、学生時代にそのような教科が得意だった人が一般的だと思います。
自分自身が大きくつまづいた経験がないゆえに、勉強が苦手な子の心理を理解することは、なかなか難しいのかもしれません。
つぎに「定着」ですが、このブログでもたびたび書いているように、生徒たちに対する私の口ぐせは「復習しろ!」です。
この塾を始めてから、もう何回言ったかわかりません。
おそらくもう何万回、何十万回、場合によっては何千万回も言っているかもしれません。
くり返しくり返し聞かされるので、だんだんと洗脳されて、それまで復習をしていなかった生徒でも復習を始めます(笑)。
そして、復習をするとしないとでは、こうも成績が違うのかということを、自分自身の経験として知ることになります。
こうなると、もう復習(家庭学習)をしない生活など考えられなくなります。
中学生としてふさわしい、家庭学習習慣が完成します。
また、これには宿題も一役買っています。
私の塾で使っているテキストには各教科ともに別冊があり、それが宿題用のテキストになっています。
必ず毎回というわけにはいきませんが、ほぼ毎回に近いかたちで、授業の内容に即した宿題が出されます。
回収したうえで、しっかりと出来ているかを私自身がチェックしますが、これも定着に大いに役立っていることは間違いありません。
今日はこのへんで。