こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。
全国的に緊急事態宣言が解除され、ようやく来月から学校が始まります。
だいぶ遅れた新学期の開始となってしまいましたが、そろそろ本格的な始動に向けて、気持ちの準備を始めなくてはなりません。
ところで、緊急事態宣言期間も含めて、ほぼ3カ月にわたって学校の授業がストップしていたわけですが、この間、ほとんどの足利市内の学習塾では、通常通り授業がおこなわれていたようです。
森戸塾でもそうでした。
塾の規模が小規模なため、自粛要請の対象外であり、また、足利市内の感染事例がほんの数例にとどまっていたこともあって、換気や消毒を入念におこないながら、そのまま授業を継続しました。
また、当初はゴールデンウイークまでとなっていた休校期間ですが、私自身としては延長されることを予想していました。
そうなると、昨年度の3月もふくめて、まるまる3カ月間も学校の授業がないことになります。
これでは、子どもたちの学習面や、学習意欲にあたえる影響は計り知れません。
さすがに「それはまずい」と思ったことも、授業の継続を決心した大きな理由です。
その結果、各学年とも私の塾では現在順調に学習が進んでいます。
例年であれば、学校で6月下旬ごろに習う内容を学習しています。
特に、授業を休講としなかった効果が最も大きく現れているのが新中1のクラスです。
まだ学校も始まっていない状態ではありますが、この2カ月間でほとんどの生徒がだいぶ中学生らしくなりました。
定期的な家庭学習習慣も身につき始め、いつ中学校生活がスタートしても問題のない状態です。
「鉄は熱いうちに打て」と言いますが、私は毎年、新中1のクラスは「意識改革」から取りかかります。
小学生のときの意識のままでは、中学校では初めからつまずきます。
そして、一度つまづくと、そこからなかなか立ち上がることができません。
そうこうしている間に、あっという間に3年間が過ぎ、気がついたら高校入試が目前に迫っていたという話はいくらでもあります。
そうならないためにも、新中1はまず「意識改革」からなのです。
「小学校の時とはもう違うんだ」
遅くとも1学期の終了時までに、このような自覚を持たせることができれば、その後の3年間はとてもスムーズにいきます。
やはり何事もスタートが肝心なのです。
私は塾の指導者として、このことが経験上痛いほどわかっています。
ですから、中学3年間のなかでも、中1の1学期をとても大切な時期ととらえて、毎年慎重に指導をしているのです。
しかしながら、今年はこの一連の騒動で、塾のことまで頭が回らなかったというご家庭もあるかと思います。
そして、やっとひと段落して、ようやく塾のことを考えられるようになったというご家庭も少なくないはずです。
そこで、森戸塾では新中1のお子さんを対象として、この2カ月間の遅れを取り戻し、1日も早く中学生としての自覚が持てるようにお手伝いをする講座を企画しました。
題して「バッチリ取り戻したるで!」講座です。
6月の第2週から第4週までの土曜日を使って、本来であればこの2カ月間で、中学校で学習するはずだった内容を指導します。
この2カ月の間、塾ですでに中学校の勉強をスタートさせていた子と、これからやっとスタートさせる子の間には歴然とした差が存在します。
マラソンで言えば、もうすでにスタートを切っていて何キロも先を走っている選手と、まだスタートすらしていない選手との差です。
したがって、そのような差を少しでも縮めることがこの講座の目的です。
ちなみに費用は無料です。
しかし、募集人数は3名のみとします。
森戸塾は完全定員制の塾です。
1年生のクラスにはすでにたくさんの生徒がいますので、無料講座のあと、継続入塾のご希望いただいても、たくさんの生徒を受け入れることはできません。
そのような理由から、今回は3名のみの募集としました。
話はそれますが、今年の中3はあと2名までしか受け入れられません。
おそらくは夏までには定員となってしまうでしょう。
このように定員を設けたうえでの「少人数制クラス」というのも森戸塾のウリの一つです。
中3にくらべると、中1はまだ人数に余裕はありますが、それでもいつ定員になってもおかしくありません。
長年、塾をやっていて不思議に思うのは、特にキャンペーンなどをしていなくても、新規の入塾が続くときは、立て続けに続くということです。
連続して何件ものお問い合わせが来て、いっきに何人もの生徒が入塾してくれることが年に何回かあります。
特に皆さんで示し合わせてということではないようですが、不思議とそういうことがあったりします。(笑)
無料講座については「新着情報」のページにアップをしておきます。
詳細はそちらをご覧ください。
どうか、お早めのお申し込みをお願いいたします。
今日はこのへんで。