英語が得意な子の習慣とは?

こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。

昨日、渡良瀬橋の近くを通るときに、見事な夕日に遭遇しました。

まさに、森高千里さんの「渡良瀬橋」の世界です。

思わず、スマホのシャッターを押しまくってしまいました。

しかし、撮った写真を生徒に見せて「渡良瀬橋っていう曲、知ってるよね?」と聞くと、ほとんどの生徒が「知らな~い」という反応。

確かに、彼らにとっては生まれる前の曲ですが、足利市民であれば知っててほしかった(涙)。

「俺、歳とったのね」と、ジェネレーションギャップを強烈に感じる出来事でした(笑)。

ところで、森高千里さんの「渡良瀬橋」がヒットしていた頃、私はまだ足利には住んでいませんでした。

当時、私は千葉県内の大学に通う大学生でした。

ちなみに、大学では英語を専攻していました。

わざわざ英語を専攻したくらいですから、よっぽど英語が好きだったと思われがちですが、実は、初めからそうだったわけではありません。

そこから遡ることさらに数年前、私はとにかく英語が苦手な中学生でした。

どれだけ苦手だったかいうと、be動詞と一般動詞の使いわけすらできていない状態で、学校の授業がほとんど理解できないというありさまでした。

当然、成績はボロボロで、定期テストでは40点台を取るのが精一杯でした。

しかし、そんな私が、ある時期を境にして、英語が得意な中学生に変身したのです!

きっかけは、それまで面倒くさがって覚えなかった英単語を、きちんと覚えるようにしたことです。

そうすると、それまで全然わからなかった英語の授業が、だんだんと理解できるようになってきたのです。

そして、少しずつ英語の勉強が楽しくなり、成績が上がり始めました。

中学を卒業する頃には、英語が得意教科となり、高校でも英語が最も得意な教科となりました。

英語が苦手だった頃の自分からは、想像もつかないほどの変化です。

ところで、私は英語を教える際、生徒にこのようなことを言います。

英語の勉強を料理に例えると、単語は材料であり、文法は道具である。

単語という材料を、文法という道具を使って調理するのが英語の勉強である。

道具だけそろっていても、材料がそろわなければ料理はできない。

それと同じように、いくら文法を学んでも、単語を覚える努力をしなければ、いつになっても英語はできるようにはならない。

といった感じです。

でも、これを逆に言うと、単語さえきちんと覚える努力をすれば、英語はすぐにでもできるようになるということなのです。

実は、中学校で習う英文法はとても簡単です。

そんなことはないと思うかもしれませんが、本当です。

英文法を難しいと感じるのは、単語力が不足しているからなのです。

英単語をしっかり覚えれば、英文法の理解がいっそう深まります。

そして、単語の知識と文法の知識の相乗効果で、英語の力は飛躍的に伸びていくのです。

英語は、得意な子と苦手な子の差が激しい教科です。

得意な子はとことん得意で、苦手な子はとことん苦手です。

しかし、どちらになるかは、ほんのわずかな習慣の差です。

これまで多くの中学生を指導してきましたが、英語が得意な生徒は、例外なく、きちんと単語を覚える生徒です。

その逆に、英語が苦手な生徒は、面倒くさがって、単語を覚えようとしない生徒です。

しかし、そのような生徒であっても、少しだけ習慣をあらためることによって、英語を得意教科に変えることができるのです。

英語が得意な子の習慣とは、その気になれば、誰もが簡単にできる習慣なのです。

あとは、実行あるのみです。

今日はこのへんで。