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引っ越し完了しました

こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。

無事に教室の引っ越しが完了しました。

以前までの教室は、すべての席が埋まるとやや窮屈な感じがしましたが、今度の教室はだいぶ余裕が感じられます。

教室全体の雰囲気もかなり明るくなり、快適さもぐっと増しました。

生徒たちもだいぶ気に入ってくれているようです。

ビルの3階ということで、目線の高さがちょうど足利市駅のホームと同じくらいなので、教室の窓から停まっている電車がよく見えます。

生徒たちが来る前の時間帯には、リバイバルカラーのりょうもう号や、新車両のリバティりょうもうなどが発着する様子を見て楽しんでいます。

列車の到着を知らせる「渡良瀬橋」のメロディーも聞こえて来て、鉄分がやや高めの私にとってはとても最高な環境です(笑)。

しかし、最初に教室移転の話が持ち上がったとき、正直に言ってかなり不安でした。

場所、広さ、設備、賃料など、従来までの条件と同等の場所が見つかるかわからなかったからです。

しかも、告げられたタイムリミットまでほぼ3カ月しかなく、物件探し、契約、引っ越し準備を、高校入試、春期講習と同時並行でおこなわなければなりませんでした。

2月、3月、4月、そしてゴールデンウイークと、まさに怒涛の約3カ月間でした。

しかし、終わってみると予想をはるかに上まわる好結果に大満足です。

「ピンチはチャンス」ということを、まさに身をもって実感した次第です。

ピカピカの教室で心も新たに、さらにパワーアップした授業を展開していきたいと思います。

ところで今回の引っ越しですが、大部分の作業を専門業者におこなってもらいました。

依頼したのはアート引越センターの佐野支店さんです。

驚いたのは、スタッフの人たちの手際の良さです。

特に印象的だったのが、リーダーの方のテキパキとした指示です。

的確な指示によってどんどん作業が進んでいきます。

気がついて見ると、まさに「えっ?もう終わっちゃったの?」というくらいの短時間で、すべての作業が終わっていました。

まさに「プロの技」を見ました。

これを見て今回思ったのは、何事も「プロに依頼するのが最も効率が良い」ということです。

確かに、引っ越し作業は自分でもできないことはありません。

しかし、今回と同じ作業を自分でおこなったとすれば、おそらくまる1日をかけても終わらなかったと思います。

また、トラックを長時間レンタルしたり、手伝ってくれた人にお礼をしたりと、かえって費用も余計にかかったかもしれません。

そういったことを考えると、はじめからプロに依頼してしまったほうが、時間的にも費用的にも最も大きな節約につながるような気がします。

私は行政書士でもありますが、行政書士の仕事についても同じことが言えます。

行政書士は依頼者の依頼を受けて、国や地方自治体などに提出する書類を作成します。

例えば、外国人が中長期にわたって日本に滞在するためには「在留許可」というものが必要となりますが、その「在留許可」を求めるための申請書などです。

もちろん、申請をする本人が作成することに何ら問題はありませんが、書類に間違いや不備があると許可がおりません。

すると、追加資料の提出が必要となったり、場合によっては書類を作成しなおして再度申請をおこなう必要がでてきます。

また、出入国在留管理局への書類の提出は、原則的には本人しかできませんので、そのたびに仕事を休んで宇都宮や東京まで出向く必要があります。

しかし、これらの作業を行政書士に依頼すれば、書類の作成はもちろんですが、提出までをすべておこなってくれるので、大幅に時間や手間を節約することができます。

(ただし書類の提出ができるのは、一定の研修を終えたあと、出入国在留管理局に届出をした「申請取次行政書士」に限ります)

このことは、中学生の勉強にも言えるでしょう。

勉強は自分の力でおこなうことが原則です。

しかし、間違ったやり方や非効率なやり方をしていては、なかなか結果は出ません。

それどころか、成績はますます下がってしまいます。

そこで、学習塾の存在が重要となってきます。

私の塾では、生徒たちに「正しい家庭学習の仕方」を徹底的に指導します。

また、やみくもに知識をつめこむのではなく、問題を解くうえでの「効率的な考え方」を教えます。

それにより、まったくの自己流とくらべ、はるかに無駄なく勉強を進めることができるようになります。

確かに、塾に行っていないのにもかかわらず、かなり成績がいい子もいます。

しかし、そのような要領のいい子は、もともとごくわずかしかいません。

たいていのお子さんは、だれかに教えてもらうことによって、はじめて勉強の進め方を身につけます。

したがって、学習塾は単に問題の解き方を教わるだけではなく、勉強の仕方を身につけて、勉強の「効率化」を図る目的で通う場所でもあるわけです。

今日はこのへんで。

(写真は教室の窓から眺めた足利市駅です。リバイバルカラーのりょうもう号が停車しています)