こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。
先日、2月8日に高校の特色選抜入試がおこなわれました。
合格発表は14日ですが、それが終わると今度はいよいよ一般選抜入試となります。
現在、森戸塾の中3生たちは、日曜日も含めてのラストスパート体制に入っています。
この足利市内にもたくさんの学習塾がありますが、私の塾の生徒たちほどしっかりと受験勉強に取り組んでいる受験生は、ほかにはそうそういないと思っています。
生徒たちは現在、毎週12時間にもおよぶ授業をこなしています。
また、理科や社会の基本確認、英語の単語や熟語、国語の漢字など、私の塾では中3クラスはさまざまな確認テストがあります。
これらのテストをクリアするためには、毎週かなりの分量を家で覚えてこなければなりませんが、そのすべてをほぼ全員が完ぺきにこなしています。
本番を目前に控え、最近ではどの子もとても自信にあふれた表情をしています。
おそらく、いままでコツコツと積み重ねてきた努力が自信を生み、それが表情に現れているのでしょう。
あとはいよいよ今までの努力を形にするだけです。
全員で合格を勝ち取るために、さらに力を入れてサポートしていきたいと思います。
さて、この春、森戸塾は開塾20周年を迎えます。
20年といえば結構な長さですが、無我夢中で走り続けてきたため、感覚的にはあっという間という感じです。
あるデータによると、会社の存続率は設立してから3年で65%、10年で6.3%、20年で0.39%だそうです。
私の塾は会社ではなく、いわゆる個人事業ですが、それでもこのわずか0.39%の中に入ることができたのは、今までお世話になったたくさんの方々のおかげです。
今から20年前に、私が大手学習塾を辞めて自分の学習塾を作った理由は、ひとことで言えば、もっと生徒たちや保護者様のためになる塾を作りたいと思ったからです。
森戸塾を作る以前、私はある大手学習塾の正社員でした。
名前を挙げることは控えますが、ほとんどだれもが知っているであろう有名な学習塾です。
会社員にとって会社からの命令は絶対です。
私のいた塾は典型的なトップダウン型の企業でしたから、たとえ1つの拠点を任された教室責任者であっても、本社からの命令に異を唱えることは許されませんでした。
本社からの命令とあれば、たとえそれが生徒のためにならず、かえってマイナスになることであっても、従わないという選択肢はありません。
心の中で激しく葛藤しながら、命令通りに行動するほかありません。
具体的な内容は避けますが、私は在職期間中にそのようなことを何回も経験しました。
当たり前のことですが、企業が存続していくためには利益の確保こそが最優先の課題です。
しかし私のいた塾では、生徒たちの利益よりも、塾側の利益が優先されることがあまりにも多く、私はそれがとても嫌でした。
また、そのため保護者様の金銭的な負担もかなりのものでした。
そこからお給料をもらっていた身としては、あまり偉そうなことは言えませんが、保護者様に対して申し訳ないと思いながら授業をおこなっていたこともまた事実です。
このように多くの矛盾を感じる中で、私は自分の手で理想とする学習塾を作りたいと思い始めます。
そして、その思いを抑えきれなくなった平成16年、私は大手学習塾を退職してこの足利に森戸塾を開きました。
そのときに掲げたコンセプトはこれです。
「もっと良い指導をさらに安い料金で」
もちろん、このコンセプトは今でもそのままです。
手前味噌とはなりますが、大手学習塾を超える指導が、大手学習塾よりも安い料金で受けられるのは、足利では私の塾だけだと自負しています。
また、市外出身の私が、足利を開業の地として選んだのには理由があります。
それは、足利の子どもたちには学力の底上げが必要だからです。
足利の子どもたちの平均学力は、残念ながら周辺地域とくらべるとかなり低いのが現状です。
私は大手学習塾の社員として、いろいろな地域の生徒を教えていた経験から、以前からそのことがものすごく気になっていました。
そして、どうせ塾を作るのであれば、自分の力が本当に必要とされる場所にしたいと思い、この足利を開業の地として選びました。
残念なことに、足利の学力低下は最近さらに拍車がかかっています。
しかし、それでもあきらめずに、私は足利の子どもたちの学力の底上げに、引き続き全力で取り組みたいと思います。
「家でも勉強するようになった」
「勉強のやり方がやっとわかった」
「どこの塾に行っても上がらなかった成績が上がった」
「学校の先生にも無理だと言われていた志望校に合格できた」
このような声を、生徒や保護者様から毎年たくさんいただきます。
このような声を聞くたびに、私は自分の塾を作って本当に良かったと思います。
これからも、なお一層がんばりたいと思います。
今日はこのへんで。
☆☆☆無料春期講習受付中です☆☆☆
(写真は言わずと知れたラスボスのクッパです。受験生たちはまさにこのラスボスを倒すべく、最後の戦いに挑んでいる真っ最中といったところです。勝利まであともう少しです。)