月別アーカイブ: 2022年12月

あっという間の20年

こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。

先日18日の日曜日に、中3冬期講習の第1回目の授業をおこないました。

この時期の中3生の集中力には目を見張るものがあります。

だれもが真剣な眼差しで説明に耳を傾け、わき目もふらずに問題に取り組んでいます。

1日5時間という長丁場にもかかわらず、だれ一人として疲れた様子は見られません。

私自身も5時間の授業があっという間に終わってしまった感覚で、あまり疲労を感じませんでした。

しかし、まだ10日間のうちの1日が終わったにすぎません。

つぎの2日目は25日の日曜日です。

それまで私もしっかりと準備をして、入試本番を間近にひかえた中3生たちに、最高の授業を届けたいと思います。

さて、2学期の期末テストも終わり、私の塾では現在、結果の回収を急いでいます。

今回はいつも以上にがんばった生徒が多く、かなり成績を上げた生徒がたくさんいました。

私の塾では定期テストが終わると、点数と学年順位を紙に書いて提出してもらっています。

その用紙には、保護者様にテストの感想、ご相談やご質問などを書いていただく欄があります。

お忙しい保護者様もいらっしゃるので、すべての保護者様が記入してくださるわけではありませんが、私はこの保護者様記入欄を毎回ものすごく楽しみにしています。

もちろん、保護者様から返ってくる声は、すべてが喜びの声というわけではありません。

なかには、思ったように結果が出なかったなど、お困りの声などもあります。

しかし、私はその一つ一つが、私に対する保護者様からの評価だと受け止めています。

独立前に勤めていた大手学習塾では、学期の終わりごとに生徒が講師を評価する仕組みがありました。

当時、社内に200名以上の講師がいましたが、私は毎回、全社で1、2位を争う高評価を得ていました。

実際のところ、当時の私にとっては、この仕組みがさらに上を目指してがんばる動機となっていたことは確かです。

また、それによって、のちに独立が可能となるほどの授業力が身についたことも事実です。

また、同僚の目や、上司や経営陣からの評価も、自分自身を客観的に見ることにつながり、自分をさらに向上させていくための材料となりました。

しかし、大手学習塾を辞めて独立してからは、順位を競いあうライバルもいなければ、いっしょに働く同僚や、きびしい目を注いでくれる上司もいません。

このような環境の中では、自分で自分を律していくしかありません。

もしそれができなければ、何事も「こんなもんでいいだろう」となってしまい、私の塾を選んでくれた生徒や保護者様の期待を大きく裏切ることになってしまいます。

だからこそ、保護者様の声は、私にとってものすごく重要であり、どのようなコメントを寄せていただけるか、毎回とても楽しみなのです。

もちろん、保護者様からいただいたコメントについては、責任をもってメールでお返事をさせていただいています。

生徒の塾内での様子や私が気がついたことなどのご報告や、あまり点数がふるわなかった場合などは、次回のテストに向けてのアドバイスを書かせていただいています。

保護者様のお悩みで一番多いのは、やはり勉強方法についてです。

そのようなご相談の際は、じっくりと考えたうえで、その子に合った方法をなるべく具体的にお伝えするようにしています。

勉強方法については、私から生徒に直接アドバイスをしてしまえば、それで事足りてしまいます。

しかし、私は保護者様が同じ情報を共有していることが重要であると考え、保護者様にもくわしくお伝えするようにしています。

実際のところ、塾とご家庭の協力のもと、学習の方法が改善されて、大きく成績を伸ばすことに成功した例は過去に数えきれないほどあります。

また、中学生は思春期ゆえに、情緒面での接し方が難しい時期でもあります。

「勉強しなさいというとすぐに反発して困る」

このようなご相談を毎年かなりの数いただきます。

性格は一人ひとり異なるので、ズバリ「これが答えです」といった、特効薬的な解決方法はありません。

しかし、今までたくさんの生徒たちを見てきた経験から、なるべく効果がありそうな解決策をアドバイスさせていただいています。

また、私自身が、大学生、高校生、小学生と、3人の子どもを持つ父親です。

したがって、子育ての難しさや、子どもに勉強をさせる難しさ、そして受験の時の不安などを、塾の講師としてだけではなく、保護者様の立場で考えることができると思っています。

気がつけば、私の塾も来年で20周年を迎えます。

無我夢中で走り続けた、あっという間の20年でした。

創業したころの若さはすでにありません(笑)。

しかし、これからはこの20年で学んだ知恵と経験で、地域の子どもたちと保護者様に貢献していきたいと思っています。

今日はこのへんで。

☆☆☆小6保護者様向けの昨年度の記事です☆☆☆

中1からでは早すぎる?

注:記事中に記載の曜日は今年度(2022年度)のものであり、来年度(2023年度)とは異なります。来年度(2023年度)の中1の授業は火曜日と金曜日を予定しています。

(大阪といえば、やはりここですよね。戎橋(えびすばし)の上はいつも観光客でいっぱいです。じつは道頓堀クルーズというのがあり、船に乗ってこのあたり周辺を楽しむことができます。案内役のお兄さんのノリがとても良く、関西ならではといった感です。TDLのジャングルクルーズ関西版といった感じです・笑)