こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。
今日を皮切りに、今週は各中学校で期末テストがおこなわれます。
テスト直前の日曜日ということで、昨日は午後1時から6時までの間、生徒たちに教室を開放しました。
時間内であれば、いつ来てもOKで、帰りの時間も自由です。
自習をしに来るもよし、わからないところを質問しに来るもよし、といった内容です。
1時を過ぎると、つぎつぎと生徒たちがやって来て、あっという間に席の9割ほどが埋まりました。
生徒たちは、学校のワークやプリントを持ち込んで、とても熱心に勉強していました。
なかには、1時から6時までの5時間、途中ほとんど休憩も取らず、ぶっ通しで集中をつづける猛者もいました(笑)。
「わからない問題はどんどん質問しろよ~!」の呼びかけに、あちこちから手が上がり、その対応に私も大いそがしでした。
5時間もの間、教室のあちらこちらを行ったり来たりしていたので、今朝は足が少し重い感じです。
でも、生徒たちのために、次回もつづけたいと思います。
ところで、定期テストの勉強に欠かせないのが、学校のワークです。
ワークにしっかりと取り組めば、中学校の定期テストではいい点数を取ることができます。
定期テストの点数が良くなかった生徒に、私はよくこう聞きます。
「ちゃんとワークやったん?」
すると、ほとんどの生徒がこう答えます。
「やりました」
しかし、よくよく聞いてみると、そのやり方に大きな問題があるのです。
やったと言っても「ちゃんと」はやっていないのです。
ワークは「ちゃんと」やらなければ意味がありません。
生徒がワークに取り組んでいる姿を観察すると、このような光景をよく目にします。
まず、ワークの問題を解く。
つぎに、解答編を見ながら答え合わせをする。
そして、間違った問題の答えを赤ペンで解答欄に書き写す。
といった感じです。
ここで問題となるのが、最後の「間違った問題の答えを赤ペンで解答欄に書き写す」というところです。
テスト勉強の目的は、できない問題をできるようにすることです。
考えなければならないのは、間違った問題の答えを赤ペンで書き写して、果たしてその問題ができるようになったと言えるかということです。
「室町幕府を開いたのは足利尊氏」のような、一問一答形式の問題であればそれでもいいでしょう。
「足利尊氏か、よっしゃ、覚えとこ!」と、確認しながら覚えればいいだけだからです。
しかし、数学の文章問題や、計算をともなう理科の問題などは、答えを書き写したからといって、それでできるようになるわけではありません。
まずは、解答編の解説部分をよく読んで、考え方や解き方をしっかりと理解しなければなりません。
そして、もう一度解いてみることによって、その考え方や解き方をしっかりと身につけなければならないのです。
ですから、このようなプロセスがあってこそ、はじめてその問題ができるようになったと言えるわけです。
私は生徒たちに、ワークにしても、問題集にしても、間違った問題の答えを、すぐには赤ペンで解答欄に書き写さないように指示しています。
理由は2つあります。
最初の理由は「気持ちの良くない状態」をキープするためです。
先ほども述べたように、間違った問題は「やり直し」が必要です。
しかし、赤ペンで答えを書き写してしまうと、それで妙に「スッキリ」してしまい、やり直しをせずに、そのままにしてしまうのです。
しかし、大きくバツをつけたままにしておけば、その「気持ちの良くない状態」を早くどうにかしたいと考えて、やり直しに意識が向かうのです。
つぎの理由は、2回目以降の勉強を考えてです。
ワークは1回だけではなく、最低2回はやることが原則です。
「え~、1回だけでも大変なのに、2回もできないよぉ~」
という声が聞こえてきそうですが、最低2回です。
しかし、2回といっても全部を2回やらなければならないわけではありません。
2回目は、1回目に間違った問題だけでOKです。
ですから、2回目はとても短い時間でできるはずです。
このときに、1回目で間違った問題の解答欄に、答えがでかでかと書きこんであったら、とてもやりにくいと思います。
これらが、赤ペンで答えを書き写してはいけない理由であり、ワークを「ちゃんと」やるの「ちゃんと」の意味なのです。
今回はまず最初に、昨日の教室開放の様子を書きましたが、塾は生徒各自の勉強を「加速」させるためにもあります。
間違った問題やわからない問題があれば、まずは自分で調べるのが原則です。
しかし、調べてみてもわからない問題もあるはずです。
そのときに、気軽に質問ができる相手がいれば、中断することなくスムーズに勉強が進みます。
学習塾をうまく使って、効率よく勉強することも、いそがしい中学校生活を乗り越えていく知恵なのです。
今日はこのへんで。
