こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。
今日は見事な秋晴れですね。
澄んだ空気がとても気持ちいいです。
我が家には鉢植えのハイビスカスがありますが、そのハイビスカスが、大きな花をつけているのを見て、今日の温かさを実感しました。
しかし、SNSを覗いてみると、北海道に住む友人が、昨夜から今朝にかけて積もった雪の写真を上げていました。
「同じ日本でもだいぶ違うもんだな」と思うとともに、着実に冬が近づきつつあることを、あらためて認識しました。
さて、冬とともに本格的な受験シーズンが到来します。
年明け早々に始まる私立の学業特待入試を皮切りに、2月は特色選抜、3月は一般選抜と、怒涛の2か月間がやって来ます。
この受験シーズンを目の前にして、私の塾の中3生たちは、日増しに「本気モード」を高めています。
いまや、完全な「受験生」です。
私がここで、あえて「受験生」と言ったのには意味があります。
「中3生」と「受験生」はイコールではないからです。
中学校に入学すれば、3年目の春からは、だれでも「中3生」です。
しかし、それと同時に、全員が「受験生」になるわけではないのです。
「受験生」とは、受験に対するしっかりとした意識を持ち、それに向かってがんばっている生徒のことを指します。
ですから、ただ「中3生」というだけで、全員が「受験生」というわけではないのです。
私は、ふつうの「中3生」を、しっかりとした「受験生」に変えていくのも塾の役割だと考えています。
残念なことに、いまの中学校にそれを期待することはできません。
中学校の教室の中は、いくら受験が近づいても「受験モード」になることはありません。
ひどい場合になると、一生懸命がんばっている生徒を、バカにするような雰囲気がただよっていることすらあります。
だいぶ以前の生徒ですが、足利女子高校に「奇跡の大逆転合格」を成し遂げた子がいます。
その子は、中3の春の時点で、偏差値が40ちょっとしかなかったのですが、その後の猛勉強で60近くまで上がり、見事、足利女子高校に合格しました。
それほどの「成績アップ」ですから、当然、学校の休み時間もコツコツと勉強をしていたそうです。
しかし、事もあろうに、それを茶化すクラスメートがいたそうなのです。
「あれ、お前何やってんの?」
「まさか、勉強?」
「わっ、こいつ、マジで勉強してる」
「バカじゃね」
と、このような感じだったそうです。
「真面目にがんばることはカッコ悪い」という、思春期にありがちな価値観から出た言葉だと思いますが、がんばろうとしている子にはいい迷惑です。
でも、その子はそんな雑音にも耳を貸さず、自分の目標に向かって突き進むことができました。
それは、塾に行けば、そこに目標や志を同じにする仲間がいたからだと思います。
「ともにがんばっている仲間がいる」
こう思えたからこそ、学校での冷やかしに屈することなく、自分の決めた道を進むことができたのだと思います。
私の塾でも、特に中3生は、学校の垣根を越えて生徒同士が仲良くなります。
それ以外の学年にくらべて、授業の数が増えるため、ともに過ごす時間が長くなるのも理由だと思います。
しかし、やはり1番の理由は、同じ目標に向かってがんばる「仲間」という意識がそうさせるのでしょう。
いまや、学習塾は、受験にむけて勉強を教わるだけの場所ではありません。
受験にむけて、意識を高め、ともにがんばる「仲間」を得る場所でもあるのです。
真面目にがんばることはカッコ悪いのでありません。
真面目にがんばることはカッコイイのです。
今日はこのへんで。
