こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。
私の塾では毎月20日過ぎから、翌月の予定表の配布を始めます。
昨日、中2の授業で12月の予定表を配りながらこう思いました。
「1年なんてあっという間だなぁ」
ついちょっと前に、今年になったばかりのような気がしていたので、あらためてビックリです
まさに「光陰矢の如し」ですね。
でも、ふり返ってみると、イチロー選手が引退したり、平成から令和へと元号が変わったり、台風が来たり、ラグビーのW杯が盛り上がったりと、いろいろなことがありました。
今年を締めくくるにあたって、あと残り1か月、日本全体が明るく、そして楽しくなるような話題が、さらにたくさん聞かれることを期待します。
12月といえば、私の塾では中3の冬期講習が始まります。
1日5時間にもおよぶ、内容盛りだくさんの講習です。
年明け早々から始まる、私立の学業特待入試に向けて、私も生徒たちも気合十分で臨む覚悟です。
ところで、勉強をするにあたって、まず考えなければならないのは「効果」です。
「効果」が期待できない方法では、いくら勉強しても、時間のムダとなってしまいます。
また、それと同時に考えなければならないのが「効率」です。
中1・2は部活動があるので、毎日、長時間勉強することは不可能です。
また、中3であれば、入試までに学ばなければならないことがたくさんあり、1つのことに多くの時間を割くことができません。
中学生の勉強は、まさに、この「効果」と「効率」を兼ね備えた方法ですることが重要です。
特に、数学がそうです。
家で数学を勉強するとき、わからない問題を前にして、延々と考えこんでしまうことがあるかと思います。
5分考えてわからず、10分考えてもわからず、そして最後に「もういいや」となってしまいます。
そして、そんなことをくり返しているうちに、だんだんと数学が嫌いになってしまうのです。
そのような時はこうしてください。
ある程度考えてみても、解き方が思いつかない時は、先に「解答」を見てしまうのです。
「え~、そんなズルしていいの?」
と、思うかもしれませんが、いいのです。
正確に言えば、見るのは「解答」ではなく「解説」です。
問題集などの解答編には、かならず「解答」のほかに「解説」が書かれています。
その「解説」の部分をよく読んで、その問題の「解き方」を理解するのです。
そして、あらためてその問題を解いてみることによって、その解き方を覚えるのです。
これは、受験や勉強法に関する書籍を数多く書いている、医師の和田秀樹さんの本に書いてあった方法です。
和田さん自身が学生時代、数学の成績が伸び悩んでいた時期に試した方法だそうです。
これにより和田さんは数学の成績を伸ばし、最終的に東大に合格しています。
昨日の投稿で、私が独立前に数学と格闘した話を書きましたが、そのとき、私自身も和田さんの方法で勉強しました。
塾のオープン前に2カ月程度の準備期間があったのですが、その期間で中学3年間分の数学を、とても効率よく学ぶことができました。
数学の授業の時に、私は生徒たちによくこう言います。
「数学のテストの時間には、問題の解き方をじっくりと考える時間は含まれていないよ」
ウソだと思うかもしれませんが、本当です。
解き方は考えるものではなく、選ぶものだからです。
「あっ、この問題ならあの解き方が使えそうだ!」
このように、問題文を読みながら、その問題に合った解き方を選び、読み終わったと同時に手を動かすのが数学なのです。
木を切るのにはノコギリ、削るのにはカンナ、くぎを打つのには金づちのように、大工さんが作業に合った道具を選び、その道具を使って仕事を進めていくのと同じです。
しかし、もし大工さんが、道具を持たずに現場に行ってしまったらどうなるでしょうか。
もちろん、作業はできません。
必要な道具をすべて、しっかりと携えて現場に行ってこそ、きちんとした仕事ができるのです。
数学のテストも同じなのです。
必要な解き方がすべて、すでに頭の中に入っているからこそ、問題が解けるのです。
解き方を知らない問題は、その場でいくら考えても、答えは出せません。
このように、数学は「解き方を覚えてナンボ」の教科なのです。
ですから、わからない問題はまず「解説」を見る。
そして、それをよく読んで「理解」する。
理解できたら、実際にその問題を解きながら、解き方を「暗記」する。
忘れないようにするために、何日かたった後、もう一度「解き直し」をする。
この方法で、数学は確実に成績アップします。
しかし、この方法にも1つだけ難点があります。
問題によっては、いくら「解説」を見ても理解できないときがあるからです。
そのようなときは、わかる人に聞いて、しっかりと教えてもらうしかありません。
学習塾は、実はそのためにもあるのです。
今日はこのへんで。
