こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。
2月に入り、新年度に向けての問い合わせ、体験の申し込み、無料春期講習の申し込みなどが相ついでいます。
少子化が進む現在、多くの学習塾が生徒を集めることに大変な苦労をしています。
そのような中で、こんなにもたくさんの方々に関心を持っていただけて、本当に感謝です。
森戸塾は今から16年前にオープンしました。
オープン前、ひっそりとした教室で、電話が鳴るのをひとりで何時間も待っていたのを思い出します。
「工事の人、ちゃんと電話線つなげてくれたのかなぁ?」
あまりにも電話が鳴らないので、自分の携帯からかけてみたこともあります(笑)。
その頃のことを思うと、毎日たくさんの生徒でにぎわう現在の教室の風景は、まさに夢のようです。
これまで森戸塾を支えてくださった多くの方々にあらためて感謝いたします。
また、これからも地域の子どもたちと保護者様のために、さらに信頼される学習塾づくりを進めてまいりたいと思います。
さて、昨日は午前中に中3の授業を終えたあと、午後から足利市民会館にて「無料セミナー」を実施いたしました。
「森戸塾に通うA君が1日たった30分の勉強で学年1位になった勉強法」というタイトルで、効率よく成績の上がる勉強方法についてお話をさせていただきました。
セミナーのあと、参加されたお母様からご相談を受けました。
現在、ある大手学習塾に通っているが、いっこうに成績が上がらないということです。
そこで私は、なぜ大手学習塾では成績が上がらないのかを説明しました。
まず、大手学習塾は落ち着いて勉強をする雰囲気ではありません。
このブログでもたびたび取り上げていますが、教室の中は生徒たちの勝手なおしゃべりが飛びかっています。
スマホを持ち込んで、熱心にLINEでメッセージのやり取りをしている生徒もいます。
もちろん、授業中の話です。
大手学習塾ではこのような光景は決して珍しくありません。
珍しくないどころか、これがほぼ「日常」です。
お父さんやお母さんが知らないだけです。
大手学習塾の実態は、塾ではなく、夜間の「託児所」です。
大手学習塾にとって大切なのは、生徒の「数」であり、生徒の「成績」ではありません。
下手に叱って辞められたりしたら困りますから、騒がしい生徒も、集中していない生徒もそのままです。
これでは成績が上がるわけがありません。
また、定期テストの前になると、深夜にまでおよぶ補習をおこなったりしますが、それもまったく意味がありません。
「たくさん授業を受ければ成績が上がる」
このような考えは完全に間違いです。
授業は受けたあとが肝心です。
授業の内容を、完全に自分のものにするには、そのあとの復習が必要です。
ですかから、授業の数ばかりを増やして、肝心の家庭学習の指導をしないのは本末転倒です。
「こんなにがんばって指導してます」
「一生けんめいに指導はしているんですが」
大量の補習は、単なる塾側のパフォーマンスと、生徒の成績が上がらないことの言い訳にしかすぎないのです。
また、大手学習塾の講師にとって、生徒は「自分」の生徒ではありません。
自分の勤める「塾」の生徒です。
保護者は「自分」を信頼して子どもを預けてくれているわけではなく、自分の勤めている「塾」に預けているので、指導の最終的な責任は、自分ではなく塾にあるという認識です。
ですから、生徒の指導に対する責任感はあまりありません。
さらには、大手学習塾の講師にとっては、生徒の成績は死活問題ではありません。
かりに、成績が上がらず生徒が辞めてしまっても、毎月のお給料にはほとんど影響はありません。
せいぜい、本社から叱られる程度です。
しかし、個人塾の経営者はそうはいきません。
生徒が辞めてしまったことによる売り上げのマイナスは、そのまま収入のマイナスになります。
まさに死活問題です。
「でも、大手っていうだけで、何だかいい塾なんじゃないかって、思ってしまうんですよね」
このように、たびたび届くダイレクトメールや、きれいなチラシなど見て、何となくいいんじゃないかと思ってしまうご家庭も多いのは事実です。
しかし、ものには「何となく」で選んでいいものと、そうでないものがあります。
学習塾業界は、一般の人たちが考えているほど、善良な人間の集まりではありません。
授業を受けるのは子どもなので、いい加減なことをやっていても、保護者にはわかりません。
ですから、中身がなくても、保護者に対するパフォーマンスをうまくやっていれば、どうにかなると考えています。
また、売り上げを伸ばすための常套手段は、生徒や保護者の不安をあおることです。
生徒が集まりにくくなる中で、最近の大手学習塾は、その酷さをますますエスカレートさせています。
多くのご家庭が、学習塾をお探しになる時期だからこそ、あえて警鐘を鳴らす意味で書かせていただきました。
今日はこのへんで。
