こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。
我が家では、家族全員で北海道日本ハムファイターズを応援しています。
一昨年、昨年と最下位が続きましたが、なんと嬉しいことに今年のファイターズは絶好調です。
若い選手たちがつぎつぎとブレイクして、現在ではパリーグ3位です。
また、7月23日に行われるオールスターゲームでは、ファン投票でファイターズの選手たちがなんと現在9部門を独占しています。
それにしてもすごいと思うのが、一昨年に監督に就任した新庄剛志監督です。
あれほどまでに戦力が低下していたチームを、たった2年でここまで見事に立て直しました。
ファイターズの野球を見ていて楽しいのは、以前までほぼ無名だった若い選手たちの、ものすごい成長ぶりです。
現在パリーグの打率トップにいる田宮裕諒選手、中日から昨年トレードで加入した郡司裕也選手、現役ドラフトでソフトバンクから加入した水谷瞬選手などがそうです。
田宮選手は2019年の入団ですが、昨年までの試合出場数は数える程度しかありませんでした。
それが現在では、強肩強打の正捕手としてほぼ全試合に出場しています。
打率は3割を超え、得点圏打率はなんと4割を超えています。
水谷選手にいたっては、ソフトバンク時代は一軍の試合に出たことすらありませんでした。
それがここ連日ヒットを打ちまくり、まだまだ規定打席には達していないものの、打率は3割を軽く超えています。
先日の試合では、プロ入り初ホームランも記録しました。
じつはその前の打席で、水谷選手はツーベースヒットを打っているのですが、これが外野フェンスの上の柵にあたっており、ほんとうであればホームランのはずでした。
しかし、審判のジャッジはホームランではなく、VTRの映像で見るまでだれも気づかない、まさに「幻のホームラン」でした。
しかし水谷選手のすごいのがそこからで、次の打席では打った瞬間にそれとわかる、見事なホームランを放ったのです。
一昨年や昨年の段階で、これらの選手たちの現在の活躍ぶりが想像できた人は、ほぼいなかったのではないでしょうか。
それにしても、新庄監督の「人を育てる力」にはまさに脱帽です。
同じように、人を育てることを仕事としている自分にとっては、新庄監督はまさにお手本にしたい人ナンバーワンです。
真似ができることが少しでもあれば、取り入れていきたいと思っています。
そんなこともあって、今年はファイターズから特に目が離せない状態です(笑)。
さて昨日のことですが、中1の授業で英語の単語テストをおこないました。
予告をしてから1週間の準備期間を設けての実施でした。
テストの内容は、1から20までの数字と、30、40、50、60、70、80、90、100、1000の各数字が正しく書けるかのチェックです。
回収して答案を目を通したところ、全員がしっかりと家で準備をしてきたようです。
当たり前といえば当たり前なのですが、じつはこれはものすごく素晴らしいことです。
なぜかというと、同じことを毎年この時期におこなっているのですが、例年であればクラスのおよそ3分の1から半分が、ほとんど準備をしてこないからです。
そして、毎年恒例の「中学生とは!」といったお説教となるのです(笑)。
毎年のことですが、中1の指導は通常の教科指導のほかに、中学生としての考え方や行動を身につけさせるための指導にかなり多くの時間を割かなければなりません。
小学生の時までと同じ考えでは、やっていくことができないということをくり返しくり返し指導します。
しかし、なかなかすぐには浸透せずに、大部分の生徒が理解するのは、早くても1学期の終わりごろとなります。
ところが今年の中1の場合は、昨日の単語テストの結果や毎回の宿題の提出状況などを見ても、すでにこの段階で、中学生としての学習姿勢がほぼ全員できあがっているのです。
しかし、いったいなぜなのでしょうか?
自分なりに考えてみた結果、理由が2つほど見つかりました。
まずは、今年の中1生は特に兄弟生が多いということです。
森戸塾に通い、しっかりと勉強に向き合っているお兄さんやお姉さんの姿を見て、自然と「自分も中学生になったらあんなふうに勉強をするんだ」と思っていたのかもしれません。
つぎに、小学生のときから通ってくれている子が多いということです。
私は中学生になってからのことを考えて、小学生の授業では「中学生になってからの勉強方法や小学校との違い」などをたびたび生徒たちに話します。
したがって私の塾の場合、小学生の段階から来てくれている生徒は、中学生になった時点ですでに正しい学習姿勢ができあがっているのです。
もちろん、この2つの条件以外の生徒たちも、いい雰囲気に影響されてとてもがんばっています。
何はともあれ、中1諸君とても偉いです。
これからもしっかりサポートしていきたい思います。
今日はこのへんで。