こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。
いまや国民病とよばれるほど、毎年春になると多くの人が花粉症に悩まされます。
ご多分にもれず私も花粉症です。
しかも、花粉症歴40年のバリバリのベテランです。
はじめて花粉症になったのは、まだ中学生の頃だったと思います。
いきなりくしゃみと鼻水がとまらなくなり、あわてて耳鼻科に駆け込みました。
そこで言われたのが花粉症。
当時はまだ花粉症が一般的ではなく、花粉が原因と聞いてとてもビックリしました。
じつは、当時の私の花粉症は春ではなく、夏から秋にかけてのものでした。
正式に調べたことはありませんが、どうやらブタクサという植物の花粉が原因なようです。
しかし、春にはまったく症状が出ず、だんだんと花粉症に悩む人が増え始めたころも、毎年春はとても快適に過ごしていました。
それが、30歳を過ぎたころです。
花粉症がピタッと治ったのです。
秋が来てもまったく症状が出ません。
やっと花粉症から解放された!
しかし、そう喜んでいたのも束の間でした。
そのつぎの春から、なんと春の花粉症が始まったのです。
それから毎年春になると、花粉症の症状に苦しんでいます。
ブタクサのときと同じように、いつか自然に治る日が来るのではないかと、わずかな期待を心の支えに、今日も花粉症の症状に耐えています。
さて、先日入試を終えて、現在高校入学へ向けて準備中の卒業生たちに、合格体験記を書いてもらっています。
少しずつ集まってきている状態なので、読みやすく編集したあとで、このホームページにも掲載したいと考えています。
じつは入試が終わった今だから書けることですが、今年卒業した3年生たちは、例年の3年生たちにくらべると、もともとの学力が全体的にあまり高くない学年でした。
個性的なキャラクターの子が多く、とても楽しい学年ではありましたが、だいぶ指導に苦労をした学年でもありました。
入試が終わったあと、多くのお母さまから「先生だったから」というお言葉をいただきました。
先生だったから、合格できました。
先生だったから、途中くじけずに受験勉強を続けることができました。
先生だったから、精神的にも大きく成長することができました。
このようなお言葉を実にたくさんいただきました。
私としては何か特別なことをしたつもりはありません。
しかし、このようなお言葉を数多くいただけてほんとうに嬉しかったです。
私はこの仕事で、保護者様と生徒たちに対して、それぞれ強く心がけていることがあります。
まず保護者様に対しては、保護者様が安心できる、そしていつでも頼ることができる相談相手になることです。
今回の3年生の保護者様とも、直接、電話、メールなど、さまざまな手段でじつにたくさんのやり取りをさせていただきました。
根拠のない楽観論はいけませんが、客観的なデータや私自身のそれまでの経験などから、できる限り安心していただけるように努めました。
つぎに、生徒たちに対してですが、成績や点数、入試の結果だけではなく、勉強を通して人間的にも大きく成長してもらえるような指導をおこなうことです。
いい高校からいい大学へ、そしていい会社へといった具合に、一般的に勉強は人生のステップアップのための手段であると認識されています。
たしかにそのような側面があることは否定しませんが、私は勉強は人間的な成長のためにもあると考えています。
さぼりたい気持ちを抑えて、取り組むべきことにしっかりと取り組む姿勢。
苦手なことから逃げずに、それに果敢に挑んでいく姿勢。
このような姿勢こそが、子どもたちが社会に出てから必要となる姿勢です。
私は子どもたちにそのような姿勢をしっかりと身につけさせたいと思っています。
そのため、私は金八先生さながらに、実に多くの時間をかけて、実にたくさんのことを子どもたちに熱く語りかけます。
生徒にとっては「熱く」ではなく「暑苦しく」かもしれんませんが、それでも語ります(笑)。
私の塾では高校生は教えていませんので、大学入試を目指す卒業生たちには、私がとても信頼しているある先生を紹介しています。
先日、その先生からメールをいただいたのですが、私の塾を卒業した生徒たちは、すでに勉強に向かうメンタルができているので、指導がしやすいと書かれていました。
何だか、自分自身が褒められているようでとても嬉しかったです。
実際のところ、私の塾を卒業した生徒たちの多くは、その後、私がうらやましくなるような立派な大学に合格しています。
そして、大学卒業後はそれぞれの分野で立派に活躍をしています。
今年の中3にしてもそうですが、生徒たちが勝ち取った合格や、生徒たちのたくましい成長は、生徒自身のがんばりと、それを支えたご家庭の努力によるものです。
決して「先生だったから」ではありません。
それでも、これからもそう言っていただけるよう、がんばりたいと思います。
今日はこのへんで。
(写真は生徒たちが来る前の教室の風景です。今年もこの教室でたくさんの生徒たちとともに成長していきたいです)