こんにちは。
足利の学習塾 森戸塾の森戸です。
「ねー!ちょっと来てー!」
先日、学校から帰ってきた小学生の息子が、家の玄関先で何やら騒いでいます。
何事かと思って行ってみると、手には1匹のカブトムシがいます。
「それどうしたの?」
「近所のおじさんからもらった」
くわしく聞いてみると、近所の人が、たまたま軒先で見つけたカブトムシをくれたそうです。
とりあえずは、家にあった小さなプラケースに入れて、飼育に必要なものを買いに行きました。
ダイソーに行って驚いたのは、その品揃えです。
私が子どもの頃にはなかったような飼育用品がずらりと並んでいます。
「お~、すご~!」
ついつい童心に帰って、あれもこれもと買ってしまいました(笑)。
私の地元は埼玉県の大宮なのですが、子どもの頃は近所にまだたくさんの雑木林が残っていました。
夏になると、その雑木林に、友だちとよくカブトムシやクワガタを捕まえに行ったものです。
その当時は、近所の材木屋さんからもらってきた「おがくず」を飼育ケースの底に敷いたり、スイカの食べ残しをエサとしてあげたりしていました。
しかし、その頃とくらべると、今の時代はとても便利で驚きます。
専用のマットはあるわ、ゼリーはあるわで、至れり尽くせりです。
しかも、それが全部100均でそろうわけですから、いい時代になったものです。
3人の子どものうち、上の2人は娘なので、我が家はいままでカブトムシを飼ったことがありませんでした。
しかし、息子が近所の人からいただいた思いがけないプレゼントにより、今回、我が家でも初めてカブトムシの飼育がスタートしました。
私も子どもの頃を思い出しながらワクワクしています。
カブトムシは夜行性なので、夜になると活発に活動するのですが、仕事から帰ってくると、ついついプラケースの前にしゃがみこんで観察してしまいます(笑)。
息子にもしっかりと世話をさせたいと思います。
さて、期末テストの結果が出始めています。
中1の生徒たちが、中間テストに続き期末テストでもがんばっています。
今回も、ほとんどの生徒が5教科400点以上を取りました。
以前も書いたことがありますが、中1指導の最重要課題は、いかに1日もはやく中学生としての自覚を持たせるかということです。
「小学校の時とはもう違うんだ」
この自覚が早ければ早いほど、中学校での勉強がうまくいきます。
しかし、これが遅れれば遅れるほど、勉強はつらいものとなり、あとから挽回するのが困難になります。
したがって、まずはこの自覚をしっかりと持たせるべく、さまざまな方法で生徒たちに働きかけるのが私の仕事です。
しかし、生徒によって差もあり、なかなか一筋縄ではいかないのも事実です。
毎年とても苦労して、クラス全体に自覚がいきわたるまで、だいたい1学期いっぱいを費やしてしまいます。
ところが、今年の中1諸君はとても素晴らしく、1学期の終了を待たずして、ほぼ全体に自覚がいきわたっている感じがします。
そして、それが形となって表れたのが、今回の期末テストの結果ではないでしょうか。
「高校入試は中1の段階からすでに始まっている」
私は中1の生徒たちに、よくこう言います。
定期テストの結果は学期ごとの評価となり、のちにそれが集計されて、高校入試の調査書に記載されます。
いわゆる「評定」というやつです。
県立高校の特色選抜入試において、合否を最も大きく左右するのがこの評定です。
各中学校の方針にもよりますが、評定があまりよくない生徒は、特色選抜の出願を止められるケースもあります。
それは、評定がよくなければ、いくら作文と面接をがんばっても合格の見込みがないからです。
これが、高校入試は中1の段階からすでに始まっているという言葉の意味なのです。
最近まで小学生だった中1の生徒たちが、このことを深く理解するのはなかなか難しいと思います。
しかし、それを理解するための環境としては、私の塾は最適な場所ではないかと思っています。
まず、生徒のみんなが真面目です。
授業中におしゃべりをしたり、好き勝手なことをしている子は1人もいません。
まだ夜の遅い時間に慣れていないせいか、授業中に眠たそうにしている子もいます。
しかし、それでもがんばって授業に集中しようと努めているのが、私の目から見てもわかります。
また、宿題もきちんとしてくる子がほとんどです。
「みんなががんばってるから、私も!」
こう思えるのが森戸塾です。
勉強をわかりやすく教えることは、塾としての最低限の責務に過ぎません。
それにプラスして、生徒たちが自然とやる気になるような雰囲気を提供していくことこそが、塾としての重要な責務ではないでしょうか。
森戸塾は落ち着いた環境のもと、やる気のある仲間とともに成長できる学習塾です。
中3はすでに満席ですが、中1および中2はまだ体験が可能です。
ぜひ、実際に来て確かめてみてください。
今日はこのへんで。
(写真は富岡市にある群馬県立自然史博物館にある巨大カブトムシです。この博物館ですが、館内には大きな恐竜なども展示されており、子どもから大人までとても楽しめる博物館です。私も理科や歴史の授業のネタをたくさん仕入れてきました・笑)