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えらい!

こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。

私は若い頃、調理の仕事をしていたことがあります。

ですから、料理を作るのは結構好きなほうです。

たまに気が向くとキッチンに立ち、家族のために食事を作ります。

今日のお昼は青椒肉絲(チンジャオロースー)を作りました。

とは、言っても「クックドゥ」ですが(笑)。

この青椒肉絲、ご飯のおかずとしてもおいしいですが、我が家ではちょっと違った食べ方が定番になっています。

麺にのせて食べます。

焼きそばの麺をほぐさずに、そのまま表面だけを油でカリッと揚げます。

そして、その上に青椒肉絲をのせるのです。

ちょっとした「中華風焼きそば」といった感じです。

簡単に作ることができますが、家族からは好評です。

よろしかったら、ぜひお試しください(笑)。

さて、昨日は中2の授業でした。

中2といえば「中だるみの学年」です。

1年生には、中学生になったばかりの緊張感があります。

3年生は、高校受験に向けての緊張感があります。

でも、中2にはどちらもありません。

中学校生活にも完全に慣れ、しかも、受験はだいぶ先。

どうしたって、勉強は「だらけモード」になります。

特に2学期は、この「だらけモード」が全開になります。

緊張感なく授業にのぞんでいる子、いまにも居眠りをしそうな子、そんな子が増えるのが、この中2の2学期なのです。

ですから、毎年この時期になると、いかに中2のモチベーションを保つか、塾はそこに力を入れることになります。

そして、当然、今年もそのつもりだったのですが…

なんと、その必要はありませんでした。

今年の中2クラス、緊張感のない生徒ゼロ、居眠りしそうな生徒ゼロなのです。

私の塾では、どの学年でも、授業中に勝手におしゃべりをする子や、好き勝手なことをする子はひとりもいません。

これは、開塾以来、ず~っとです。

でも、中学生は、部活の疲れだったり、友達関係のトラブルだったり、勉強以外にもいろいろとあります。

ですから、思わず、緊張感をなくしてしまったり、居眠りをしそうになってしまうこともあるでしょう。

それはそれで、ある程度はしかたがないことだと思います。

ですから、なおさら、中2諸君の態度は見事なわけです。

では、その見事な態度の理由はいったいどこにあるのでしょうか。

中学生になると、勉強に対する意識や、取り組み方や、そういったものを大きく変えていかなければなりません。

小学生の意識のままだと、とたんに勉強についていけなくなってしまいます。

「小学生の時とはもう違うんだ」

それに早く気づかせてあげることも、塾の大切な役割なのです。

ふりかえってみると、今年の中2は、この「意識改革」に、1年生のときにだいぶ時間をかけました。

おそらく、それが功を奏したのでしょう。

「中学生としての勉強に対する正しい意識」

これを、いかに早く身につけることができるかが、中学校での成績を左右します。

入学してすぐに身につけることができる子もいれば、高校受験の直前になっても身につけられない子もいます。

ですから、この正しい意識をなるべく早い段階で、どれだけ多くの生徒に持たせることができるかが、その塾の価値を決めると言ってもいいでしょう。

私は、これからもさまざまな努力や工夫を重ねて、さらに自分の塾の価値を高めていきたいと考えています。

ま、何はともあれ、中2諸君、えらい!

これからもがんばれよ!

今日はこのへんで。