こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。
2学期が始まってまだ10日ほどですが、最も早い中学校では21日から中間テストが予定されています。
私の塾でも授業の流れをとめて、今週から中間テストの対策を始めています。
1年間の中でも、最も重要な学習単元を学ぶのは2学期です。
この重要な2学期を、塾生全員がしっかりと乗り越えていけるよう、今年も全力で指導していくつもりです。
さて先日のお話になりますが、足利市役所の市民生活課でおこなわれている「行政書類相談」に行ってまいりました。
行ってきたといっても、相談する側ではなく、相談を受ける側で行ってきました。
私は夜は塾の先生、昼間は行政書士という2つの顔を持っています。
大谷翔平選手ではありませんが、いわゆる「二刀流」というやつです(笑)。
この「行政書類相談」は市民サービスの一環として、栃木県行政書士会の足利支部が足利市に依頼されて行っているもので、私も年に1回ほどですが、相談員の当番がまわってきます。
おもな内容としては、行政書類についての無料相談ということになります。
しかし、農地転用の許可申請など、行政機関に提出する申請書類のほか、遺言、遺産分割協議書、交通事故示談書などの作成についてもアドバイスをおこなっています。
実際に相談を受けてみて思うのは、やはり高齢化社会ということもあって、遺言や相続に関する相談がかなり多いということです。
また、相談にいらっしゃった方の多くが、今までどこに相談したらよいかわからなかったと、おっしゃっていました。
確かに専門家ではない一般の方であれば、相続の問題はどこに相談したらよいか見当もつかないと思います。
しかし、じつは相続についての相談ができる場所は意外とたくさんあり、弁護士事務所、税理士事務所、司法書士事務所などがそれにあたります。
そして、そのほかにも、あまり知られていませんが、行政書士事務所でも相談が可能です。
もちろん、私の「行政書士森戸法務事務所」でも、ご相談いただけます。
ご相談は初回無料です。
何でもお気軽にご相談ください。
また、相続だけではなく、外国人の方の在留資格(ビザ)についてのご相談も可能です。
話を「行政書類相談」に戻します。
この行政書類相談ですが、相談が終わると、みなさん一様に安心された表情で帰っていかれます。
問題解決の道筋が見えて、ホッとなさったのだと思います。
そのような姿を見ると、行政書士としてお役に立てたことを嬉しく思います。
私の行政書士としてのキャリアは、塾の先生としてのキャリアとくらべるとまだまだです。
したがって、身近な街の法律家である行政書士として、1人でも多くの方に「安心」をお届けできるよう、これからもしっかりと勉強を重ねていこうと思います。
ところで、今回の相談業務を通じて思ったことがあります。
それは「塾の先生の仕事と行政書士の仕事は似ているなあ」ということです。
どんな点が似ているのかといえば、それは「お客様の心配を安心に変える」という点です。
子どもの勉強や成績は、保護者様にとってものすごく大きな心配事です。
ふだんの定期テストの点数や順位はもちろんですが、中3ともなれば「はたしてうちの子は志望校に合格できるのか?」といった、とても切実な不安と向き合うことになります。
その不安な気持ちにしっかりと寄り添い、適格なアドバイスを差し上げることによって、保護者様の心配を安心に変えていくのも塾の大きな仕事です。
実際のところ、私は年間を通して保護者様からじつにたくさんのご相談を受けます。
そして、その一つ一つに対して真剣にお答えしています。
相談のあと、多くの保護者様がこうおっしゃいます。
「安心しました。先生に相談してよかったです」
私は「塾にとってお客様は生徒ではなく保護者様である」と考えています。
お客様である保護者様から依頼を受けて、大切なお子様の指導を任されているという考え方です。
したがって、ただ生徒たちの指導をおこなっているだけでは、自分の職務を全うしていることにはなりません。
保護者様のよき相談相手であることこそ、最も欠かせない重要な職務だと考えています。
この足利で、私より経験の長い塾の先生は、ほとんどいらっしゃらないと思います。
森戸塾を開いてから今年で20年。
さらにそれ以前から大手学習塾の講師として、この足利で子どもたちの指導に携わってきています。
およそ25年、四半世紀にわたって、足利の子どもたち、そして保護者様と歩んできました、
それだけ長い年月にわたって、この足利で塾の先生を続けてくることができたのは、私のことを信頼してくれて、大切なお子様を預けてくださった、数多くの保護者様のおかげだと思います。
これからも、保護者様の不安にしっかりと寄り添い、1人でも多くの方の心配を安心に変えられるよう、がんばっていきたいと思います。
今日はこのへんで。
(北海道博物館は札幌市の中心からやや離れた厚別区にあり、北海道の歴史を自然、文化、産業など、さまざまな分野で学ぶことができます。写真は現在おこなわれている特別展「北の縄文世界と国宝」で展示されている、かの有名な国宝「茅空(かっくう)土偶」です。このほかにも、教科書でしかお目にかかれないような、土偶スター軍団の数々とお会いすることができました。実物との対面はまさに感動の瞬間です。博物館はいろいろなことを楽しく感動的に学べる「学びのアミューズメントパーク」です。歴史に興味のない生徒ほど訪れてみることをおすすめします。紙の上での勉強とまた一味違った面白さがあるはず)