台風去って

こんにちは。森戸塾の森戸です。

やっと、台風19号が去りました。

みなさま、ご無事に過ごされましたでしょうか?

幸いなことに、教室やその周辺には被害はありませんでした。

しかし、足利市内でも浸水などの大きな被害がでた場所があり、とても心が痛みます。

今回、被害にあわれた方が、一日も早く平常の生活を取り戻せますよう、心からお祈り申し上げます。

さて、台風去って、今日は午前中から中3の三者面談をおこないました。

すでに「安全圏」にいる生徒。

まだ「努力圏」で足踏みしている生徒。

いろいろです。

「安全圏」にいる生徒には、油断をしないように気持ちの引き締めをおこないました。

「努力圏」の生徒には、はっぱをかけつつ、励ましを与えました。

また、この時期、受験に対して本人以上に不安なのは保護者様です。

その不安を少しでも解消していただくために、保護者様のさまざななご質問に、最大限ていねいにお答えさせたていただきました。

「これで安心できました」

「親子ともども前向きになれました」

「学校の面談の前に相談できてよかったです」

面談が終わった帰り際に、このような言葉を保護者様からたくさんいただきました。

中学校でおこなう面談と、私のおこなう面談は違います。

中学校の面談は、単にものごとを決めるための面談です。

「現時点の成績」から、志望校合格が可能かどうかを判断します。

そして、もし合格がムリそうであれば、志望校の変更をうながすだけです。

しかし、私の面談はそうではありません。

受験にむけて「やる気」を持たせ、それを後押しするための面談です。

ですから、私の面談で重要視するのは「現時点の成績」ではありません。

「これからの成績」です。

正しい方法で努力を重ねていけば、受験生の学力は入試本番にむかって、放物線を描くように伸びていきます。

「現時点の成績」のみを見て、生徒の可能性を否定してしまってはかわいそうです。

ですから、私は面談で「ムリ」という言葉を使いません。

たとえムリな目標に見えても、到達可能であることを理解させ、そこにたどり着くための具体的な方法を教えます。

そして、生徒のなかに芽生えた「やる気」を強く後押しします。

「あのとき志望校をあきらめなくてよかった」

私自身にとっては「今年も生徒からこの言葉が聞けるようにがんばろう」と、そう思った今日の三者面談でした。

今日はこのへんで。