こんにちは。足利の学習塾　森戸塾の森戸です。

昨日の日曜日は白鴎足利高校のランクアップ入試でした。

それにともない、ふだんは午前中におこなっている中３の授業を、午後にずらして実施しました。

本番の緊張で疲れているはずなのに、授業にはだれ１人も休まずに来ました。

この時期の中３生諸君のがんばりには、毎年のことながら感心させられます。

また、それを支える保護者様には頭が下がるばかりです。

ところで、県立高校入試に合格するためには、しっかりと受験勉強をおこなう必要があります。

また、その内容も効果的でなければなりません。

したがって、やはり塾なしで県立高校入試を突破するのは難しいと言わざるを得ません。

そこで、多くの中学生が塾に通うことになるのですが、そのときに問題となるのが「費用」です。

塾に通うことになれば、毎月数万円の費用がかかります。

決して小さな出費ではありません。

特に高校入試を控えた中３は、授業の数も増えるので、費用もなおいっそうかかります。

私がかつて勤めていた大手学習塾ではこのような感じです。

まず、３年生になるとそれまで毎月２万円程度だった授業料が３万円程度に引き上がります。

しかし、この授業で学ぶことができるのは中３の内容のみです。

入試に合格するためには、中１から中２までの復習が不可欠です。

そこで登場するのが「オプション講座」です。

この「オプション講座」ですが、１講座あたりの月額は３０００円程度で比較的安めです。

しかし、これを５つも６つも受講すると、それだけで２万円近くになってしまいます。

先ほどの３万円と合わせると、月額で５万円近い授業料となります。

そして、もちろんこれとは別に、夏期講習や冬期講習があり、どちらも３万円以上の費用がかかります。

特に冬期講習は、ふだんのオプション講座とは別に「冬期講習のオプション講座」があります。

したがって、もともとの３万円と合わせれば、場合によっては合計で５万円ほどになってしまいます。

そこで、塾にかかる費用を抑えるために、受講する「オプション講座」の数を減らすという方法が考えられますが、実際はなかなかそうはいきません。

「受講しなければ志望校には合格できません」

こう言われてしまうと、受験生本人はもちろんのこと、保護者も心配となり、塾に言われるままに「フルオプション状態」になってしまうのです。

実は、この「オプション講座」には、各教室ごとのノルマがあります。

「平均で１人４.５講座以上」といった感じです。

このノルマを達成するためには、受験生の不安をあおって、その生徒にとって必要のない講座まで受講させなくてはなりません。

実際に、このようなやり方に耐えられなくなって、辞めていく講師もたさくさんいます。

私もそのなかの１人でした。

ですから、森戸塾を開くときに、心に固くこう決めていました。

「なるべく抑えた料金で、しっかりとした指導をおこなう塾を作る」

ちなみに私の塾の中３クラスはこのような感じです。

まず、３年生になってもいきなり授業料が上がることはありません。

しばらくは、２年生の時と同じままで、月額２万円弱です。

授業料が変わるのは９月からです。

通常の授業だけでは、中３内容しか指導できませんので、９月から、中２までの内容を中心に復習をおこなう「受験対策」の授業がスタートします。

この「受験対策」の授業料が月額で１万３千円なので、通常授業の授業料と合わせて、月額で３万円ほどになります。

先ほども書いた通り、大手学習塾では月額３万円で学べるのは中３の内容のみです。

そこに、月額２万円近くのオプション講座を加えなければ、受験に向けた完全な対策ができない仕組みになっているのです。

しかし、私の塾であれば月額３万円で、中３内容はもちろんのこと、受験に必要なことのすべてを学ぶことができるのです。

もちろん、それ以外のオプション講座はいっさいありません。

森戸塾は「完全ノーオプション」です。

完全ノーオプションで受験生を合格に導きます。

また、年明けの日曜日におこなわれる授業では授業料をいただいていますが、入試直前におこなわれる１週間の集中授業では、授業料をいただいていません。

このように、私の塾ではなるべく保護者様に経済的な負担をかけないような方向で、授業料の設定をおこなっています。

個人経営の学習塾ですから、設備などの点を比較すると、大手学習塾に劣るところがあるのも事実です。

しかし、どんなに素晴らしい設備や環境が用意されていたとしても、授業料が高すぎたり、それに見合うようなサービスが受けられなければ意味がありません。

森戸塾を選んでくださる保護者様は、そのあたりの点をひじょうによく理解されていると思います。

塾は慎重に選ばなければなりません。

そうしないと、ふだんから心がけている節約など何の意味もなくなってしまいます。

今日はこのへんで。