こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。
天気予報を見ると、明日の月曜日の夕方から火曜日の朝にかけて雪の予報が出ています。
車のタイヤはすでにスタットレスに換えてありますので、準備は万端です。
しかし、平成26年の大雪のときはスタットレスタイヤも意味がありませんでした。
授業を終えて家に戻ろうとすると、我が家に通じる道に雪が大量に降り積もっていて、完全に通行不能でした。
しかたがないので、すでに閉店していた近所のスーパーの駐車場に停めさせてもらい、そこから歩いて家に帰りました。
翌日、自宅前に積もった雪を片付けようと、ホームセンターに行きましたが、雪かき用のスコップはどこも売り切れ。
雪かきが終わったご近所にお借りして、どうにか片づけました。
その経験から、少し経ったあとで雪かき用のスコップと長靴を購入しました。
しかし、それから6年、ほとんど活躍の機会はなく、いまだに新品同様のままです(笑)。
さて、4月から小学校で英語が必修化されます。
それまで評価の対象とはなっていなかった英語が、ほかの教科と同様に、学期ごとに評価の対象となります。
そこで心配されるのが、すでに小学校のうちから「英語が得意な子」と「そうでない子」がわかれてしまうということです。
たびたびこのブログでも書いている通り、英語は「積み上げ型」の教科です。
すでに習った内容が理解できていないと、新しく習う内容が理解できません。
したがって、いったんわからくなってしまうと、それから先は進めば進むほどわからない状況がひどくなります。
これからは、小学校の時点でそうなってしまう子が出てしまう可能性がとても高くなります。
前回の記事にも書きましたが、いったんわからくなってしまった勉強を、もとの状態に戻すのはとても大変です。
英語についていえば、その大変さは5教科で断トツです。
ですから、わからなくなってしまう前に、わからない状態にしないことがとても重要なのです。
したがって、小学生にとって、学習塾はますます必要な存在となります。
私の塾でも、小学校での英語必修化を受けて、小6英語クラスの指導内容を4月から抜本的に変える予定です。
これまで以上に英語指導に力を入れて、英語が得意な小学生をたくさん育てたいと考えています。
ところで、私の塾では私ひとりだけですべての教科を指導していますが、もともとの専門は英語です。
千葉県の幕張にある、神田外語大学という大学を卒業しました。
塾での英語指導歴は大学生の時までさかのぼります。
学習塾で英語を指導している講師はたくさんいますが、実際に大学で英語を専攻していた人は、足利では私以外にはほとんどいないと思います。
小学生や中学生のレベルであれば、英語を専門に勉強したことがない講師でも指導は可能です。
しかし、それは単語や文法のレベルの話です。
今回、小学校で英語が必修化される理由は「読み書き中心の英語」から脱却して、実際に「使える英語」を学ばせるというものです。
ですから、いままで以上に「話すこと」と「聞くこと」の能力が重視されるようになります。
そして、これらの指導は、英語を専門に勉強した経験がある講師と、そうでない講師とでは、指導に圧倒的な差が出るのです。
英語には日本語に無いさまざまな音が存在します。
「ア」と「エ」の中間のような音。
「オ」と「ア」の中間のような音。
口をあまり大きく開けずに、こもったような音で発音する「ア」。
のどの奥のほうから発音する「ア」。
舌の先を上下の歯のすき間につけながら出す「サ行」や「ザ行」に近い音など。
また、英語は音と音が連結する「リエゾン」という現象が起こります。
たとえば「go on a trip」は「ゴウ・オン・ア・トリップ」ではなく「ゴウナチュリップ」に近い感じです。
「on」の「n」と、うしろの「a」がリエゾン(連結)して「ナ」に近い音になるのです。
また、母音にはさまれた「t」は「ラ行」に近い音に変化します。
「get up」は「ゲラッ」。
「pick it up」は「ピキラッ」。
「take it easy」は「テキリイーズィ」です。
このように、英語の発音は複雑ですから、受験勉強としてではなく、ある程度英語を専門に勉強した経験がなければ指導することができません。
あまり発音にこだわりすぎるのもいけませんが、ある程度正しい発音で話さなければ英語は通じません。
また、正しい発音ができると、リスニングの能力も飛躍的に伸びます。
したがって、英語はいままで以上に「誰に教わるか」という点が重要となってくるのです。
森戸塾では、新小6英語クラスのスタートに先立って、春休みの期間中に「無料春期講習」を実施します。
詳細は「新着情報」のページにてお知らせしています。
ぜひ「本物の指導」をご体験ください。
今日はこのへんで。