こんにちは。足利の学習塾 森戸塾の森戸です。
めっきり寒くなりましたね。
特に朝と晩が冷え込みます。
でも、寒くなると美味しくなるのが、ほっかほかの「やきいも」です。
先日、急に食べたくなったので、いもを調達するため、弥生町の「あんあん」に行きました。
すると、残念なことにお休みでした。
仕方がないので、そのまま「どまんなかたぬま」まで遠征し、どうにか「紅はるか」を調達してきました。
手っ取り早いのはレンジでチンですが、我が家は炭火でじっくりといきます。
湿らせた新聞紙とアルミホイルでさつまいもを包み、小型のバーベキューコンロの中にイン!です。
そして、待つこと数十分、ほっかほかのやきいもの出来上がりです。
このやきいもですが、芯までじっくりと熱が通っているので、長時間ほっかほかのままです。
また、なんといっても、ほくほくで、もう何本でもいけそうな美味しさです。
やっぱり、手間ひまをかけた分だけ美味しくなるものですね。
さて、勉強も、手間ひまをかけた分だけ成果がでるのは当たり前です。
特に、国語は事前の手間ひまが大事です。
国語といえば、多くの生徒が苦手としているのが、説明文や物語文の読解です。
「どうすれば国語ってできるようになるんですか?」
「国語の勉強ってどうやったらいいんですか?」
私も、このような質問を保護者様からたびたび受けます。
おそらく、経験や実力のない講師であれば、苦しまぎれにこう答えると思います。
「そうですね~、もっと本を読んだらいいんじゃないですかね~」
その答えを聞いて、質問した保護者様は、ため息まじりにこう答えます。
「そうですか、やっぱり読書ですか…」
そして、心の中でこうつぶやくのです。
やっぱり、小学生の頃から本を読ませなかったのがいけなかったのね…
でもいまさら、読書って言われても、中学生はいそがしくってそれどころじゃないし…
第一、そんなんじゃ受験までに間に合わないわ…
このように、明確な答えを得られないまま、その質問はそこで終わりとなってしまいます。
しかし、私であれば、質問にはこう答えます。
「国語の読解問題には明確なやり方があるので、それを私のほうでしっかりと指導します」
実は、国語の読解問題にも、数学のような、明確なやり方があるのです。
私の授業では、それを生徒に徹底的に教えます。
すると、それまで読解問題にまったく歯が立たなかった生徒でも、少しづつ解答用紙が埋まるようになってくるのです。
確かに、読解問題では、読書習慣がある子のほうが有利であることは否定しません。
だからといって、読書習慣がない子が、点数を取れるようになるのは無理かと言えば、そうでもないのです。
ちょっと専門的な話をします。
入試の読解問題は「私だったらこう思う」というような、主観的な読み方をしてはいけません。
主観を捨てて、書かれている内容だけから答えを判断する、客観的な読み方ができなければならないのです。
読書に慣れている子は、主観的な読み方に慣れていることが多く、そのために、かえって答えを間違えてしまうことがあります。
(ただし、その点を矯正すると、もともと読書に慣れている子は、さらにグーンと点数を伸ばしますので、決して読書がいけないということを言ってるわけではありません。いちおう念のため。)
しかし、読書にあまり慣れていない子は、いい意味での「まっさら」な状態です。
したがって、私が教える「明確なやり方」が、そのままスッと頭の中に入ってくるのです。
しかし、ここで条件があります。
私が教える「明確なやり方」を使いこなせるようになるためには、前提として、言葉の知識が必要です。
いわゆる「語彙力」です。
この「語彙力」が乏しいと、やり方を学んでも、それをうまく使いこなすことができないのです。
クルマがあっても、燃料を入れなければ走らないのといっしょです。
ですから、できれば受験生となる前に、中学生は「語彙力」を高めておく必要があるわけです。
具体的な方法としては、語彙力のアップを目的とした書籍などを使って、毎日少しずつ、家で学んでいくことです。
私の塾の場合、一般の書店では取り扱っていない学習塾専用の教材を、生徒の希望によって取り寄せたりしています。
また、アマゾンなどで検索すると、良さそうな書籍がいくつか出てきます。
ぜひ、事前にしっかりと手間ひまをかけることによって、最高の成果を手に入れてください。
今日はこのへんで。